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CC-068 CC-069

青磁貼花鳥文稜花盤

青磁鎬文碗
● 時代 : 元時代
● サイズ : 口径 18,8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
同手品は英国ディヴィッドコレクションに収蔵され著名な品。(ディヴィッドの品は口径16.7cm。色も本品の方が美しく艶もある。)

型で打ち抜いた桃樹と、とまって鸚鵡が桃果をついばむ図を見込みの三方に貼り付け、余白を全て砧青磁の釉で塗り潰した作品。図全体も型で稜花形に打ち出している。大作主義が横行したこの元時代の作品の中に、このような愛くるしい小品も有った事が面白い。

日本ではこのような素地を露胎のまま赤く焦がして文様をあらわすのをビスケットと呼んでいるが、新しい文様表現を求めた陶工の労苦の跡がしのばれる技法といえよう。双魚文は数多いがこの文様は極めて稀少。桃の枝にとまった鳥の文様は宋〜明時代初期にかけてよく用いられた吉祥文様で、桃は不老長寿の象徴であることから、この盤は贈呈用であったと思われる。
香港著名収蔵家旧蔵品。

参照:1998年セゾン美術館開催カタログ
「中国陶磁の至宝 英国ディヴィッド・コレクション」No.28
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 8,3cm × 径 13cm
● 価格 : \

龍泉窯。
おっとりとした姿の深めの碗。胴の外側に二重の蓮弁文を浮彫で表し蓮弁の中央を高く残して削り出し、鎬が立っているという意味で鎬文ともいう。鎬文が厚い青磁釉の下に沈んで、一種特有の鋭い気分をもった文様となっている。

全体を包む明るい青緑色の釉調は、最も優れた青磁ができたころのもので、この手を砧青磁と呼ぶ。特に内面の美しさは格別。品位の高い碗。

参照: CC−062

● 別角度画像 → 底部 平置き ● 別角度画像 → 内側 底部

CC-066 CC-067

青磁唐草文獣足香炉

彷哥窯盃
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 14cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
北方青磁の三足香炉は一般に小品が多いがこの作品は大振り。総体に骨格の整った重厚な造形をなし、獅噛みがくっきりとあらわされた太い三足の獣足ががっしりと器体を支え、釉も濃いオリーブ色を呈し、崇高な趣をもたらしている。唐草文と格子文との組み合わせも珍しい。
北宋に入っても暫くは越州窯が優れた青磁を生産していたが、中期以後、耀州窯に取って変わられた。劃花、片切彫も越州窯の技法を受継いでいる。
● 時代 : 明時代
● サイズ : 高さ 4cm × 口径 7,5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
宋代哥窯を追求した品。哥窯は浙江省竜泉県の琉田において章兄弟の兄が経営した窯と伝える青磁の窯であるが、実態は明らかでない。紛青色と米色の2種が有る。

宋哥窯の作品は明代中期にはすでに得がたい宝器とされており、 作品は稀。素地は鉄分を含んで黒く、釉面に大きな貫入が有る事を特徴とする。 酒盃寸法が嬉しい。
● 別角度画像 → 裏面 底部
● 別角度画像 → 内側 底部

CC-064 CC-065

月白釉碗

青磁双魚文皿
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 7,3cm × 口径 12cm
● 価格 : \

釣窯。
見事なまでに美しい天青月白釉が圏足を除いた全面に施される美品。

釉中に含まれる微量の鉄分による発色。高麗茶碗、熊川形。見込が深く掌にしっかり と納める形は抹茶碗として最適で喜ばれる。薄造り高台内にも施釉。高台は外側に僅か開き、胎土の暗褐色は天晴釉と対比され美しい。口縁部、釉の流れにより薄紫色。
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 3cm × 径 22cm
● 価格 : \

龍泉窯。
宋代中期頃越州窯にとってかわった龍泉窯は、無数の窯の火を上げ、膨大な量の青磁を焼き続け、国内・国外に散らばる。

広い鍔縁。見込に大きく貼付された双魚。裏面も蓮弁鍋文と、小品乍ら品格有る。釉色は茶葉色で一面に貫入が入る。薄造り。圏足は灰白色の胎土で鋭い削り。南宋時代の風格を凛と保つ小珍玩品。
● 別角度画像 → 底部 内側 ● 別角度画像 → 底部 平置き

CC-062 CC-063

青磁蓮弁文碗

澱青釉紫紅班盤
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 8,3cm × 径 13cm
● 価格 : \

龍泉窯。
胴部、蓮弁の全形と先端部分が交互に廻って削り出されている。天目端反り型では見られるが、この碗形は初見。何よりも魅力あるのは潤いのある灰青色の釉が細かい気泡をたくさん含んで粉青の趣であり沈静した様相を持つ名碗。 このような品が発掘され入手できる喜び。
圏足は大きく正円、丁寧に削り出され 施釉後に畳付部分のみがぬぐい取られ、灰白色の胎土が出現している。この形は日本では茶碗として用いられたが、(最適な茶碗寸法)中国では食器としての用途であったのであろう。すっきりした姿に重みを感じさせるところが砧青磁なら ではの味わいといえよう。蓮弁の削りが大ぶりなのがせせこましくない大らかな 品格を醸す因となっている。近年南京郊外窖蔵より対で出土。我国に無数と渡っ た龍泉青磁にも見られぬ逸品。
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 3cm × 径 22cm
● 価格 : \

釣窯。
葵花口と言われる稜花の上手品。釣窯では失透性の青釉の他に、銅呈色による紫紅色の釉も開発された。単独で用いるほか、この様に天青色の釉面に雲のように浮かぶ班紋を作り、装飾効果をあげている。

表裏全体に施釉し、高台内の 五箇所に支具を置いて焼成している。高台は鉄釉を塗った濃褐色胎質で細密。表裏共、大きな貫入が入る。得も言われぬ夢幻的な雰囲気を漂わす名品。
香港某美術館放出品。
● 別角度画像 → 底部 内側 ● 別角度画像 → 裏側 平置き

CC-060 CC-061

青磁蛙形水盂

柿釉碗
● 時代 : 三国時代
● サイズ : 高さ 9,5cm
● 価格 : \ 150,000

蛙の形をしている。前足は鉢を捧げて水を飲み、後足と臀部は床について平衡を保つ。背中に小さな管があり、腹部は丸く、針刺紋で飾ってある。造型は生き生きと誇張され、早期の文房具の中で極めて珍しい品。越州陶磁の収蔵が多い。 浙江省博物館に同品があり、重要文物とされている。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 4cm × 口径10,3cm
● 価格 : \ 90,000

耀州窯。
高台、接地部分のみ釉が削り取られ全面に柿釉が施された小碗。柿耀州の品は稀少で高価。北宋期の完成された特有の姿は品格があり気持ち好い。定窯にも柿釉、柿釉全彩が造られている。胎土は純白で砂が僅か付着している。耀州 窯は銅川市及び付近にあった窯で唐代に始まり、白釉・黒釉のかかった陶器を焼 いたが、宋代になって青磁釉を焼くようになる。
● 別角度画像 → 裏側 底面 ● 別角度画像 → 内側

CC-058 CC-059

青磁唐子文皿

青磁碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 1,5cm × 径8,7cm
● 価格 : \

耀州窯製。
唐子が蓮の茎を掴む姿が大きく片切彫りにされる小皿で珍品。飾り皿としても楽しい。子供が蓮を持つ図は「連生貴子」(子沢山)を意味する。耀州窯は金代になると作風が崩れ、黄褐色の釉薬がかかった雑器となる。
欧米では南方の龍泉窯系青磁と対比して、北方青磁と呼んでいる。無心の技は技に徹した人間にしてはじめて境地を示してくれる。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5cm × 径15,8cm
● 価格 : \

耀州窯。
僅かに端反りの碗。端反り部に細線を刻し、全体片切彫りによる花唐草を手慣れた刀法で表わす。深いオリーブグリーンの釉色は極めて美しい。
裏面は鍋文も施され上手品。北宋も後期の作のため、窯の陶技はすっかり洗練されたものとなり、流麗な彫法がみられ、いかにも小気味良いリズム感があるのが魅力。
● 別角度画像 → 底部 平置き ● 別角度画像 → 底部 平置き

CC-056 CC-057

青磁鉢

青磁盤口瓶
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 6,5cm × 径19cm
● 価格 : \

中国ではこの形は洗といい、硯用の水を入れておく水盂か、筆を洗うための洗といわれる。緑の強い青緑色。胴に2筋の弦文が単純な造型を引き締めている。日本でいう馬盥形で菓子鉢として日本伝来品。畳付部分は細く赤褐色の火色。同手品に金沢市中村記念館蔵の重要美術品。青磁輪花洗が知られる。
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 26,5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
盤(皿)をそのまま口部に取付けたような姿の瓶を「盤口瓶」と称す。頸が長く肩部に2ヶ所小さくループ状の耳を付ける。口の作りはシャープで美しく、頸の付け根周辺に明瞭な刻線が巡る。胴部にも刻線が6ヶ所、縦方向につけられ、瓜型に柔らかな曲面を作る。この形状は龍泉窯にも見られ著名なデヴィド財団蔵、元豊3年(1080年)銘「青磁盤口双耳瓶」とも近似している。
● 別角度画像 → 内側 底部 ● 別角度画像 → 側面 底部

CC-054 CC-055

青磁刻花牡丹文粉盒

青磁双魚紋鉢
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 4cm × 径12,5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
中に蓮を意匠し、小皿を配し枝で繋げている。水に溶かして用いる化粧料の調整(絵具皿)と考えられているが、明らかにされていない。蕾から開花までの3態様の蓮花はいかにも女性用に相応しい意匠。古来、越州窯の名声は極めて高いが、遺品は恵まれない。上面に牡丹花を片切り彫で大きく微細な小点全体を埋め、四周を捻花で手慣れた刀法がもたらす諧調は小気味よく、凛と響くものがある。越州窯合子は撥高台を持つ品が多く、一文字形式の合子は稀少。釉色も青緑色で魅惑的な色合いは高麗青龍に通じる。青白磁・青磁にもこの形式は見られる。

参照本 : 中国陶磁全集F 宋 上
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 8,5cm × 22cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯製。
箆削り、片切彫りによる極めて鋭く勢い有る彫刻。水草中の双魚は活き活きとしている。難しい内面・曲面にこれ程淀みなく成される躍動ある彫技は熟練の職人技というより他はない。片切彫に溜まった釉の濃淡も一層絵画の魅力を増している。南宋〜元にかけて、この形は龍泉窯にはまま見られるが、耀州窯は初見。菓子鉢としても程好い大きさで、茶席での活躍の一品となろう。蓮池を泳ぐ魚は恋愛の象徴でもあり、まさにそのような寓意が託されているのであろう か。
香港著名収蔵家放出品。
● 別角度画像 → 内側 底部 ● 別角度画像 → 側面 底部

CC-052 CC-053

青磁刻鳳凰文盆

青磁鉄斑不遊環花生
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 8cm × 口径15cm
● 価格 : \

耀州窯。
僅かに甲盛りする丸型盆の形は唐時代の金銀器を模倣したものであろう 。きめの細かい灰褐色の素地に深いオリーブグリーン色の青磁釉がかかる。
耀州窯では唐時代に黒釉三彩などを生産していたが、晩唐に青磁を作り始めたことが発掘によりわかってきた。蓋の表に、牡丹唐草、そして鳳凰が雲文の中に一羽片切り彫りで表される。知られる類品盆はほとんど牡丹文だけの表現にあって、鳳凰は初見の珍品。鋭く深く削り取った片切彫技法で青磁釉が溜まり濃淡ある立 体的文様となっており、鳳凰が飛び立ち動かんとする態様は驚異。定窯と同様、花弁、葉には櫛目が加えられる。盆の合い口部と器底は露胎で茶褐色に焦げてい る。香港者名収蔵家放出品。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 18,5cm
● 価格 : \

龍泉窯製。
この造型の花生はまま見られるが、本品のように砧色に美しく発色した物は初見であり、又、飛青磁である事、二重の珍品稀品。

玉壷春と呼ばれる瓶に比べ、幾分胴の丸みが強くなく、頸の反りも少ない形。頸には、角形の耳が弦文横に、丸環が普通品より大きく付く。鉄班は黒色から褐色へと変化が有り、又、 飛ばされた位置も絶妙で極めて美しい品となっている。掌中の宝といえよう。極最近、成都市墓室より対で出土。かつてないこのような品が将来される中国の驚異。龍泉窯は何百という古窯址があるとの事で北宋初期から邇来連綿と、夥しい 数量の青磁の焼産を続けた為、遺品も多いが愛玩に足る品は少ない。
● 別角度画像 → 内側 底部 ● 別角度画像 → 側面・裏面 底部

CC-050 CC-051

粉青釉印花 蓮弁紋杯

梅子青釉花弁紋杯
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 6,5cm × 口径7,5cm
● 価格 : \

龍泉窯製。たっぷりと釉は流れる下蓮弁紋が彫刻。大きな貫入が外・内面に入る 。酒盃・湯呑み寸法のこの大きさは余り見ない。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 5cm × 径 10cm
● 価格 : \ 150,000

龍泉窯製。型押しによって作られたと思われる、いわゆる菊形杯。発色が中国でいう「梅子釉」。
酒盃としても可能な寸法が嬉しい。
● 別角度画像 → 内側 底部 ● 別角度画像 → 内側 底部

CC-048 CC-049

青磁菊花形碗

青磁鳥餌入
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 7cm × 口径13,5cm
● 価格 : \

圏足際から放射状に広がる凹凸は、内面の凸凹に対応して、口縁は波状形。型押しによって作られたと思われる。
小品の杯はまま見られるが、大型碗は造りも難しい為か、極めて稀少。内側面共に大きな貫入。
陵間に溜まった砧色青磁釉の濃淡もこの品の魅力を増している。口縁は極く薄い為、口当たりも以外と良く、抹茶碗としても適していることが嬉しい。
圏足部、露胎部は灰白色の胎土で回りは褐色。畳付は丁寧に削り上げられ歪みの無い稜線が気持ちよい品格を醸し出している。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 3cm × 径 5,5cm
● 価格 : \

官窯。
魚耳の付いたミニチュア香炉型鳥餌入。
淡い青磁釉の全体に貫入が入り、露胎部は鋭く削られ、土は薄赤褐色。極小品ながら、官窯の持つ重厚な器形は流石。威厳と風格が感じられる。紫口鉄足と成す、鳥餌入は明・宣徳年代皇帝の趣味を反映し、青花の品が多様な造型で造られ遺品も残る。宋以前は単色釉で簡単な器形である。鳥籠枠に付けられるよう丸環が一体なって成型。香炉型になっているのも初見・珍品。

大型品の官窯はとても高価であり、本品のような小品で官窯を勉強するのが最適。香港収蔵家放出品。
皇帝のおもちゃ箱「多宝格」に入っていそうな小玩品。
● 別角度画像 → 内側 底部 ● 別角度画像 → 内側 底部

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