木工・石製品 Page4 | Page3 | Page2 | Page1
WS-155 WS-156

石彫如来坐像

木彫観音菩薩像
● 時代 : 唐時代
● サイズ

: 高さ 28cm×横 9.5cm×奥行 9.5cm

● 価格 : \ 80,000

蓮弁座に結跏する像容。白大理石製。
● 時代 : 宋時代
● サイズ

: 高さ 96cm×横 58cm×奥行 47cm

● 価格 : \

宋代には多くの水月観音が作られた。観音菩薩が水辺に座り、水中の月を眺めるという内容。「色即是空」の仏教の教義を比喩的に説明している。水月観音像は、神秘的な宗教的雰囲気がすでに希薄となり、世俗化傾向を強めている。宋代に制作された伝世の木彫像のうち観音像が最も高く評価されており、結跏跌坐する像・立像・施無畏印を結ぶ像、または思惟像などどの姿勢も仏像にふさわしく、面立ちは安らかで当時の彫像工芸の神妙な技巧がうかがえる。左手修理。
● 別角度画像 → 裏・側面拡大底部 ● 別角度画像 → 側面後側顔部足部底面

WS-153 WS-154

石硯

石硯
● 時代 : 宋時代
● サイズ

: 高さ 4cm×横 7.5cm×奥行 16.7cm

● 価格 : ¥30,000

梅花型に海を装飾する。
● 時代 : 宋時代
● サイズ

: 高さ 3.5cm×横 7.6cm×奥行 16cm

● 価格 : ¥15,000

● 別角度画像 → 上下拡大側面 ● 別角度画像 → 上下側面拡大

WS-151 WS-152

木彫加彩座俑

犬鈕石硯
● 時代 : 戦国時代(前475〜前221)
● サイズ

: 男/高さ 33.5cm×横 13cm×奥行 10cm
: 女/高さ 29cm×横 13.5cm×奥行 12cm

● 価格 : \ 問い合わせ

中国の江南地方では、王や貴族たちの墓葬に木製の明器を納めることも多かった。身近に豊富にあった木を使い、簡明な彫刻をした上で漆を塗り、彩色を施した。顔部・袖先・後脚に赤色を塗る先鋭な感覚がうかがえる佳品。

参照 : WS-079
● 時代 : 宋時代
● サイズ

: 高さ 8cm×横 9cm×奥行 10cm

● 価格 : \ 問い合わせ

犬鈕蓋を伴う風子型褐色濃淡縞目の石硯。明器。

参照 : WS-018
● 別角度画像 → 正面側面後側顔部底面 ● 別角度画像 → 裏側側面拡大上部底面

WS-149 WS-150

石彫羊

彩漆鹿
● 時代 : 北魏時代
● サイズ

: 高さ 14.5cm×横 24cm×奥行 10cm

● 価格 : \ 問い合わせ

羊は漢代のセンや画像石に時折表わされ、また器物に文様として付けられている。吉祥句などと共に表わされた例も多い。字形からは「祥」と通じて吉祥の意味を持っていたと思われ、鏡や器物の銘文などでは「祥」の代わりに用いられる。画像センや画像石を用いた墓では、門の上に羊の首を大きく浮彫りなどで表わすことがある。不祥を避ける働きがあり、墓を守ると考えられた。

参照 : WS-004
● 時代 : 戦国時代
● サイズ

: 高さ 80cm×横 80cm×奥行 50cm

● 価格 : \

黒漆で全面塗られた蹲った鹿の体表面には朱漆で瑞雲文を装飾し、角・耳の局部に朱漆を加える。鹿は墓主の守りとして棺と共に出土する。楚文化地域内で生活した貴族専用の置物。古代人は鹿を縁起の良い動物であると考えており、長寿吉祥の象徴であった。角・耳・頭は別作り、体部は一木から彫成。下段の角には刀を掛けたと考えられる。
戦国時代、曽国の曽候乙墓からも類品が出土している(これは本物の鹿角が使われている)。

参照 : DK-492
参照本 : 漆で描かれた神秘の世界 中国古代漆器展
中国戦国時代の霊獣
● 別角度画像 → 裏側前後拡大底部 ● 別角度画像 → 裏側胴部分割拡大底部

WS-147 WS-148

石彫獣足円面硯

石彫十一面観音立像龕
● 時代 : 南北朝時代
● サイズ

: 高さ 12.5cm×径 27cm

● 価格 : \ 問い合わせ

獣面の馬蹄形足と獣面・蓮弁で装飾する円面硯。考古資料では、東晋末までの陶(瓷)硯は三足硯だけだが、南北朝以後になると六足硯を始めとする多足硯が出てくる。またそれとともに、硯面を口縁部とほぼ同じ高さに作り、口唇と硯面の間を溝状の凹部にして一周されるようになる。明確な使用痕跡が認められる。

参照 : CC-139
● 時代 : 唐時代(8世紀初)
● サイズ

: 高さ 54cm×横 20.5cm×奥行 9cm

● 価格 : \

半円状の漢白玉の一材の前面に十一面観音が浮彫りされる。右肘を曲げて蓮花を持ち、左手は垂下して小瓶をとり、楕円形の頭光を負って蓮華座に直立する。頭上左右には飛天の姿が見える。ふくよかで慈悲深げな表情を湛えた顔貌や伸びやかで適度な張りを持つ肢体、さらに微妙な質感を示す衣といった各部の表現には当時の卓越した造形力をうかがうことが出来る。十一面観音は唐時代を通じて信仰を集めたようで、石や金銅で製作された同時代の作例が少なからず知られている。
溌剌として充実した表現は、中国初唐期の仏教彫刻の気風であり、それは当時の日本仏教彫刻の手本となった。類品は重要文化財の東京国立博物館と根津美術館蔵品が知られる。

参照 :
宮廷の栄華 唐の女帝・則天武后とその時代展
根津美術館 百華撰
● 別角度画像 → 裏側拡大硯面底部 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底部

WS-145 WS-146

漆天目托盞

石彫薬師如来
● 時代 : 南宋前期
● サイズ

: 高さ 9cm×横 10cm、碗/高さ 3cm×口径 9.5cm

● 価格 : \ 問い合わせ

参照 : WS-017
● 時代 : 隋〜唐時代
● サイズ

: 高さ 15cm×横 15cm×奥行 6cm

● 価格 : \ 80,000

蓮弁文の円板光背上に薬師如来が浮彫りされ、差し込み用臍が背面に形成されている。同形式のせん仏はガダリック(5世紀)で出土している。壁面の装飾用。
● 別角度画像 → 分割上部底部全拡大 ● 別角度画像 → 後側拡大側面

WS-143 WS-144

石彫菩薩半跏像

彩漆鳥形盒硯
● 時代 : 北斉時代(6世紀後半)
● サイズ

: 高さ 22.5cm×横 10cm×奥行 6.3cm

● 価格 : \

榻(腰掛けの一種)に坐り、右足先を左膝に乗せたいわゆる半跏像。白玉といわれる白大理石製。
インドではガンダーラとマトゥラーとに遺例があり、(3世紀頃)仏坐像の両脇侍における一形式から発して、単独像へと進んだ。中国でも5世紀末、雲岡に交脚弥勒像や仏坐像の脇侍として左右相称的な像容で現れる。この像形は6世紀後半の北斉時代に最も盛行し、三国時代の朝鮮・飛鳥・白鳳期の日本にも伝えられ、多くの木造や銅製の名作を遺した。日本ではこの像形の菩薩を普通に弥勒と解している。

参照 : WS-045WS-033
● 時代 : 戦国時代
● サイズ

: 高さ 6cm×横 19.5cm×奥行 9cm

● 価格 : \

塊木を刳り、総体に黒漆を塗り、朱・金・銀漆で装飾する。身部には硯石を嵌め込んでいる。

参照 : WS-130WS-068
● 別角度画像 → 後側側面拡大底面

● 別角度画像 → 裏側拡大内側外側


WS-141 WS-142

飛天像石彫

木彫観音菩薩坐像
● 時代 : 北斉時代
● サイズ

: 本体 高さ 16cm×横 19.5cm×厚 5cm
: 台板 高さ 29cm×横 26cm×厚 2cm

● 価格 : \

琵琶を抱えて飛翔する飛天の丸彫。

参照 : WS-081
● 時代 : 宋時代
● サイズ

: 高さ 99cm×横 80cm×奥行 47cm

● 価格 : \

右膝を立てて右腕をその上に置き、左足を踏み下げて岩座に坐す。宝冠の正面に化仏を表わす。
このようなくつろいだ姿の観音像は五代十国から北宋時代にかけて数多く見られるようになる。一見して礼拝像らしくない姿勢は、観音が住処である南インドの補陀落山中にいる姿といわれるが、近年では中国的な神仙や隠逸の高士の姿を借りて観音を表わしたものという解釈が示されている。宋代の仏像は世俗化の過程で感性の域に達した。実際に生活する人物をモデルとしており、自然で素朴な精神を追求、流麗繊細な刻線で人間の感情を表現することに成功している。
背刳りの穴には本来札等が納められていた。1000年余経たため、極めて軽量で、重いその後の作品と比して時代判断が出来る。一木彫。
山西省平遥の作品であり、文化大革命時、破壊を避け村中で隠匿し、その後市場に現れたもの。

● 別角度画像 → 本体拡大底部

● 別角度画像 → 側面裏側顔部底部脚部


WS-139 WS-140

石製三足硯

如来三尊像
● 時代 : 後漢時代
● サイズ

: 高さ 21cm×横 26cm×奥行 26cm

● 価格 : \ 問い合わせ

笠形蓋中央に乳頭を囲んで柿葉文、下部にはT字型文を巡らし、間には牛車に乗る人物と牛に鋤をけ耕す人物等を陽刻。硯身部は羊頭4足の3足が付き、間には龍が、裏部は中央に六葉文、四囲には龍文が陽刻される。硯面中央には耳盃形墨池を囲んで秦時代の基本通貨半両銭が装飾される。この時代、硯職人が腕を競い種々の硯が作られたと近時の出土資料からうかがえる。後漢の中期から晩期にかけては円形帯蓋三足石硯が主流だった。

参照 : WS-074
● 時代 : 北魏時代(439〜534年)
● サイズ

: 高さ 25.5cm×横 20cm×奥行 7cm

● 価格 : \ 問い合わせ

北魏時代にはおよそ5世紀末期頃からそれまでの西方様式に連なる仏像と全く異質で、中国の伝統的な要素の色濃い仏像が作られるようになった。
如来坐像は嵌め込み、左右の供養者像は蓮華台上に差込み。
● 別角度画像 → 側面裏側内部拡大底面

● 別角度画像 → 側面裏側拡大分割底面


WS-137 WS-138

紫檀筆筒

石彫天禄四足硯
● 時代 : 清朝時代(18世紀)
● サイズ

: 高さ 18.3cm×横 17.3cm×奥行 14cm

● 価格 : \

松下囲碁人物図を陽刻する。紫檀・黒檀・黄花梨は高級家具材。
● 時代 : 後漢〜北魏時代
● サイズ

: 高さ 18cm×横 20cm

● 価格 : \

蓋上には二頭のち龍を高浮彫りし、上に天禄が乗る。側面・上面縁は鋸歯文が線刻される。研見部は段差を取って円形に側面を作る。前方に耳杯型墨池を備え、人物の四足で飾り、底裏には蓮弁文を刻している。蓋裏と底裏には蓮弁文を刻している。蓋裏と底裏は亜研磨せず、他は艶が出る程の磨きが施されている。硯面は相当の使用痕で、大きく凹面となる。(実際墨はよくおりる)熊足でなく、人物足は珍しく、風貌から北魏人とみれる。
拓跋族の北魏は、漢人に北荻と蔑まれていたが、これほどの豪奢な硯を使用するということは質の高い文字文化があったことを示唆している。精緻な作硯であり、硯職人が彫技に腕を競った様が偲ばれ、余程の貴人か権力者の為に造られたものであろう。
類品は見ず、貴重な古代文房資料。

参照 : WS-074
● 別角度画像 → 側面裏側拡大底面口部

● 別角度画像 → 側面裏側拡大内側外側


WS-135 WS-136

楽人石彫

紫檀ち龍文筆洗
● 時代 : 唐時代
● サイズ

: 高さ 39cm×横 12cm×奥行 10cm

● 価格 : \

参照 : GK-052GK-100
● 時代 : 清朝時代(18世紀)
● サイズ

: 高さ 10.5cm×横 13.5cm×奥行 11cm

● 価格 : \

口縁を覗く3頭と胴面に貼り付く6頭のち龍が装飾される。犀角では多く作られている形状。
● 別角度画像 → 後姿側面顔部底面

● 別角度画像 → 側面裏側拡大上部底面


WS-133 WS-134

鳳池硯

石造辟邪
● 時代 : 唐時代
● サイズ

: 高さ 3.7cm×横 10.9cm×奥行 14.3cm

● 価格 : \

石質は潤いがあり、水波文が有る端渓の唐坑石。風子形・箕形を呈し、前が低く後ろが高く、満池(傾斜面を持つ硯池)となっている。硯の背後の端には2つの長方形の足柱(鳳足と呼ぶ)があり、全体の形が箕(穀物をふるって籾殻やゴミを取除く農具)に似ている。この種の箕形硯は、隋・唐・五代の時期に流行した。
この硯式はいろいろに呼称されているが、鳳池と呼ぶのが正統的。しかし鳳足とか箕様などと呼んでも差し支えない。唐らしい優美な美しい造形。日本の猿面硯の原型。

参照 : DK-293
参照本 : 天可汗的世界
● 時代 : 六朝時代
● サイズ

: 高さ 33cm×横 39cm×奥行 11cm

● 価格 : \ 問い合わせ

線刻が生き生きとして躍動感に富む。古代では墓の前にある石刻も陵園制度の一つであり、現在まで地上に僅かながら残された巨大な石刻像は貴重といえる。本品は墓道の前後に応じて、石柱・石碑と共に並べられたもの。

参照 : GK-202
● 別角度画像 → 裏・側面上・底面拡大 ● 別角度画像 → 裏側前後拡大底面

WS-131 WS-132

彩漆耳杯

彩漆盒硯
● 時代 : 戦国〜漢時代
● サイズ

: 左 高さ 4cm×横 18cm×奥行 14.8cm
: 右 高さ 3.7cm×横 9.5cm×奥行 8.3cm

● 価格 : \ 問い合わせ

内面は朱漆上、黄・黒色で柿葉文と魚文を描く。これ程鮮やかに彩色が残る遺品は稀少。2000年以上前の遺跡から出土する漆器なら相当に傷んでいるに違いないと思うのは当然であるが、しかし実際にはこれらの新品同様の状態で出土する魔法でもかかっているかのようにピカピカで、復元品と勘違いする人も多いほど。

参照 : WS-117
● 時代 : 前漢時代
● サイズ

: 高さ 6cm×横 15.5cm

● 価格 : \

八角形木台に円形の硯石を嵌め込み、3頭のち虎を鈕とする蓋を伴なう硯。身も蓋も総体に漆黒の漆を塗り、朱漆で模様を描いている(蓋裏は褐色の漆)。蓋部八角形の各部台形面上は細格子文上にち龍を、身部長方形各部には瑞雲を描いている。

参照 : WS-088
● 別角度画像 → 側面底面拡大 ● 別角度画像 → 裏側内側外側拡大

WS-129 WS-130

彩漆神亀硯

彩漆鴛鴦盒硯
● 時代 : 後漢時代(AD1〜2世紀)
● サイズ

: 高さ 11cm×横 25.5cm×奥行 14cm

● 価格 : \

頭から2本の角が延び、大きく口を開け威嚇する獣の合子。下部内面には楕円形石硯が嵌め込まれている。全体を黄・朱漆で装飾する。硯面は滑らかで使用麻墨のあとがはっきり残る。このおどろしき造型は、充実した力動感が漲っており、海底にあって仙人の住む蓬莱山を背負っているという「ごう」を模ったもの。
南京博物館院蔵 「鍍金嵌玉神亀形硯」(高10cm×長さ25cm、重量3.85kg)が同形・著名品で、これは緑松石・ラピスラズリ・紅珊瑚を嵌め込んで華麗な品。
木製もあった事が知れる貴重文房具新資料。

参照 : DK-371
参照本 : 中国美の十字路展
● 時代 : 戦国〜漢時代
● サイズ

: 高さ 16cm×横 22cm×奥行 9.5cm

● 価格 : \ 問い合わせ

塊木を刳り、総体に朱・黄・青色漆で華麗に装飾する。身部には硯石を嵌め込み、摩石を置く方形窪を形成する。

参照 : WS-068
● 別角度画像 → 裏側前後拡大内部底面背面 ● 別角度画像 → 裏側前後拡大内部底部

WS-127 WS-128

漢白玉仏立像

彩漆筆・箱
● 時代 : 北斉時代(AD550〜577)
● サイズ

: 高さ 50cm×横 9.5cm×奥行 9.5cm

● 価格 : \

丸い顔つき、伏目がちで深い安らぎを感じさせる表情、細身ながら肉体の起伏を伝える密着した薄い衣と、流れるような衣文表現は、一見してインド・グプタ朝の仏像様式を想起させる。
しかし右肩を表わす偏祖右肩の着衣形式にはアラマーバティやナーガールジユナコンダなどの南インドとの関連が指摘されている。グプタ朝様式を感じさせる類似形式品として青州市龍興寺跡出土の石灰石製品が知られる。石英が輝く美しい白大理石製。
本像が出土した山東省の諸城市は、山東半島の中南部にある小都市。近年、南北朝時代(439〜589年)を中心とする造像遺例が次々と発見されている。青州・博興などが北方の渤海湾に近いのに対し、こちらは南方の黄海まで直線距離で100kmほどのところに位置する。北斉の滅亡後、北周(557〜581年)によって華北に廃仏の嵐が吹き荒れた際に、人為的に破壊されてから埋納されたと推測されている。

参照 : WS-039WS-078
参照本 : 中国・美の十字路展
● 時代 : 前漢時代
● サイズ

: 筆箱 長さ 34cm×横 4.5cm×奥行 2.8cm
: 筆  長さ 31cm×径 0.9cm

● 価格 : \

馬王堆、女性遺体でも知られる湖南省長沙近郊墓出土。長沙に漆器が豊富に随葬されているのは漆がこの地方の特産であることと深く関連している(北方中原の墓には漆製品は少ない)。筆筒には筆が入り、もう一方には本来の長さ23cm余、巾1cm余、厚さ2〜3ミリ余の竹簡・木簡が入った。
湖南は朱・漆の産地であり、紙が開発・普及される前、書物や書類は木簡が。竹が茂る長江流域では竹簡が使われた。これらの札を並べて簀子のように、または簾のように数本の紐で繰り合わせた。竹や木の書類を扱う役人は「刀筆の史」と称された。この場合の「刀」とは書き損じの時に札を削る為の消しゴムの役目を果たす小道具のこと。刀筆の吏(文字の記録をつかさどる役人)の必需品。
筆の改良は前3世紀から前2世紀にかけての書体の変化に応じて次第に発達改良された。漢時代は隷書の全盛期。筆毛は鹿毛か兔毛が多い。

参照 : WS-082
● 別角度画像 → 裏・側面拡大本体 ● 別角度画像 → 裏側各部拡大

WS-125 WS-126

四面諸尊像龕碑

彩漆剣盒
● 時代 : 北魏時代
● サイズ

: 高さ 22.5cm×横 9.5cm×奥行 4cm

● 価格 : \

各種の尊像を彫り表わした石碑の一種。台座の上に立てて安置した。頂部の双龍の飾りとともに、浮き彫りや透かし彫りなどの手法で大変多くの人物が均整の取れた姿態で表わされている。極めて精緻な技術で、北朝の石碑彫刻の典型を示す佳品。かって見ない愛玩に足る大きさがまた嬉しい。
北魏様式の成立は漢代以来の陽刻技術の発達を基盤として、その上に新渡の形式が乗ったといえる。
● 時代 : 漢時代
● サイズ

: 高さ 10.5cm×横 85cm×奥行 9cm

● 価格 : \ 問い合わせ

蓋は鳳凰・ち虎絡みを削り出し、身は格子文とち虎文を朱漆で装飾する。剣を納めた箱。蓋は上面が弧をなし、肉厚で重量がある。
身部の文様は、WS-082 の筆筒と同模様。

参照 : WS-086
● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏側内側側面拡大底面

WS-123 WS-124

石彫如来坐像

木俑
● 時代 : 北魏時代
● サイズ

: 高さ 14cm×横 6.5cm×奥行 6cm

● 価格 : \

損傷も無く、優れた造形感覚を見せる小品。南朝で尊ばれた「秀骨清像(痩せてすっきりした姿)」を取り入れている。
● 時代 : 戦国時代
● サイズ

: 高さ 67cm×横 17cm×奥行 10.5cm

● 価格 : \

胸前で手を重ね、長襦を着る。顔面・手は朱彩、目・眉は墨彩、長襦の結びリボン・裾まで下がる胸帯は朱彩が施され、方裾(裾が足首の上で止まったもの)といわれる長襦は白と黒を交えた配色がされ、胸から裾まで黄・壁・管を連ねた組飾りが2本下げられ、耳には耳飾が付く。本体は一木丸彫りで、足のみ差込み。組玉佩は西周で盛んに用いられたが、厳格な佩玉制度があった。春秋戦国時代にも組玉佩は依然として流行した。
春秋戦国時代、殉葬という習俗はだんだんんと廃止され、俑を副葬するように改められた。これは人物彫塑作品の発展を促した。副葬された俑は、主に生前の身分の高かった墓主に使える為のものであった。このためほとんどが召使い・料理人・踊り子などとして作られている。
木俑は長江流域の楚国から発見されることが多く、王室の高官によって製作された副葬品。人物の動作の生き生きとした姿態をとらえており、高い工芸水準を示している。古代風俗資料として極めて貴重品。2000年余が経ち軽量である。
1995年同類品が湖北江陵紀南域から出土しているので、楚国の作品と知れる。

参照 : WS-079
参照本 : 長江流域古代美術(至前東漢)漆木器
● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏・側面全体拡大底面

WS-121 WS-122

飛天像浮石彫

弥勒如来倚像石彫
● 時代 : 北斉時代(AD550〜577)
● サイズ

: 高さ 25cm×横 19.5cm×奥行 12.5cm

● 価格 : \ 問い合わせ

腰衣は青色、天衣は赤色、顔は金彩、頭は黒色が施されており、かっての華やかな北朝の仏教文化の一端を現代に甦らせたといえる。敦煌の多くの窟に描かれてある夥しい数の飛天を思い出させる。北斉は北魏の制度を継ぎ、仏教・道教が非常に盛んであった。仏教弾圧により光背部を破損した品。山東省青洲出土。

参照 : WS-049WS-030WS-024
● 時代 : 唐時代(8世紀)
● サイズ

: 高さ 27.5cm×横 10cm×奥行 9cm

● 価格 : \ 80,000

白大理石製。
弥勒菩薩は仏滅から五十六億七千万年後にこの世へ下生し、悟りを得て如来となると教典に説かれる。南北朝時代以後、弥勒如来を倚像で表わすことが行われるようになり、唐代にも流行した。
光背頂部、右手指部、鼻部損傷。

参照 : WS-035WS-036WS-037WS-038WS-039
● 別角度画像 → 裏・側面拡大 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面

WS-119 WS-120

石製秦楽天人龍虎文方形四足石硯

飛天像石彫
● 時代 : 北魏時代(5世紀後半)
● サイズ

: 高さ 12cm×横 29cm×奥行 29cm

● 価格 : \

上方の円形部には耳盃池を削りこんだ硯面。その外側に交互に絡み合う龍と虎(計4頭)、その下に雲気文様が巡らされている。下方の方形部の四隅に、童子形の丸々とした肢体の天人が丸彫りされる。天人世界の有様を象徴的に表現したのであろう。台座4隅には雲気文を囲んで獅子文が、裏面底には大きく蓮弁文が装飾される。立体表現には生硬さが有り、雲崗石窟(山西省大同市西方)の造像や同時期の仏像の台座などと共通した張りのある造形がなされている。唐時代の写実的な表現とは異質な5世紀後半の北魏(386〜534年)ならではの作風といえよう。独立した彫刻作品といってよい技法の粋を尽くした豪華多彩さで目を奪う。
石室は浅い灰色の砂岩。石質とこれだけの作調・研面のかなりな摩耗状態から見ると実用硯として捉えられたものと見て誤りは無い。余程の貴人か権力者の為に造られたもの。拓跋族の北魏にも質の高い文字文化があったことを示唆している。方形四足石硯の類品は、1970年山西省大同市の南郊出土硯。
1965年大同市城東石家塞司馬金龍墓出土の秦楽天人龍虎蓮唐草文柱座が類似意匠で知られる。大同近市太原出土。

参照 : WS-074
参照本 : 唐の女帝・則天武后とその時代展
● 時代 : 北斉時代(AD550〜577)
● サイズ

: 高さ 16.5cm×横 6.5cm(台含)

● 価格 : \ 問い合わせ

やや顎の張った顔つき、柔らかく微笑む様な表情、裳の下の脚の動きなども伝える肉体への関心などに北斉時代の新たな造形感覚を感じさせる。
6世紀中頃、北斉と北周が東西に対立、二十年余にわたる対立は北周の勝利に帰し、その後隋が継いだ。

参照 : WS-098
● 別角度画像 → 側面裏側拡大上面底面 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大

WS-117 WS-118

彩漆耳杯

煎茶芭蕉葉盆
● 時代 : 戦国時代(前4〜3世紀)
● サイズ

: 高さ 5.3cm×横 18cm×奥行 14.5cm

● 価格 : \

内面全体に黒漆上、朱・黄・白色で勾連紋と渦紋を濃密に描く。きっちりした文様構成と同時に軽快な器形を見せたこの時期の耳盃の中では出色の作品。
耳杯は重ねて収納された状態や酒具盒に納められたりして出土する。流れに浮かべられる此の杯は觴と呼ばれ、後世の画家が描く流觴曲水の宴では觴は竹の盆や蓮の花に載せて流されるが、実際 にはそのまま水に浮かべられた。その耳が水面をしっかり支える。

参照 : WS-027
参照本 : 漆で描かれた神秘の世界 中国古代漆器展
● 時代 : 19世紀
● サイズ

: 高さ 2cm×横 26cm×奥行 22cm

● 価格 : \

使い込まれた唐木煎茶盆。
菓子盆や香盆などに用いられる。
● 別角度画像 → 裏側側面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏面上面拡大

WS-115 WS-116

石製亀硯

飛天石彫
● 時代 : 漢時代
● サイズ

: 高さ 4.5cm×横 13cm×奥行 9cm

● 価格 : \

この形状の硯は大小、銅・陶でも知られ、唐時代まで造られている。蓋部には朱がまぶされていた痕跡が見られる。

参照 : DK-088
● 時代 : 唐時代
● サイズ

: 高さ 14.5cm×横 10cm×奥行 7.5cm

● 価格 : \

漢白玉といわれるが 玉でなくいわば大理石の一種。

参照 : WS-037
● 別角度画像 → 前後裏側背面底面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏側底面拡大

WS-113 WS-114

彩漆虎刀掛

白玉象
● 時代 : 戦国時代
● サイズ

: 高さ 16.5cm×横 43cm×奥行 16.5cm

● 価格 : \

獲物を狙うかのように腹這いになって、ゆっくりと前進する様を表わした虎。全身に表わされた紋様がこの虎が発散する霊気を表現しているとすれば、これは神聖な虎と看做す事が出来る。戦国時代の木彫の優品の一つに挙げられる作品であり、かって知られていなかった刀掛としての存在は貴重な資料といえる。底面には朱漆で6字銘が記される。

参照 : WS−077
● 時代 : 唐時代
● サイズ

: 高さ 15cm×横 19×奥行 7.5cm

● 価格 : \ 280,000

漢白玉(白大理石)を用いた彫刻はすでに北魏時代に作例があり、以後主として仏像が造られる。唐時代では8世紀から特に盛行、種々の造形品が製作された。
象は南方の熱帯に生きる動物ということから領土の広さと皇帝の権力が四方に及ぶという意味が有る。永楽帝陵の神道には巨大な石彫像が置かれている。
● 別角度画像 → 裏側・底面顔部後側使用例 ● 別角度画像 → 裏側前後拡大底面

WS-111 WS-112

男女木偶

木硯屏
● 時代 : 清朝時代(19世紀)
● サイズ

: 男 / 長さ 33cm×横 9.5cm×奥行 4.5cm
: 女 / 長さ 32cm×横 8.5cm×奥行 4cm

● 価格 : \

首・手・足の関節など動くように造られた男女一対。男は弁髪も付けている。
● 時代 : 清朝時代(19世紀)
● サイズ

: 長さ 23.5cm×横 33cm×奥行 8.5cm

● 価格 : \

硯屏とは硯を飾るための屏風。その起こりは宋代・蘇東坡あたりが始めたらしいが、当時は石屏と呼んでおり、素材に石を用いたと知れる。硯屏を硯の後に置くと確かに硯が落ち着くものである。
紫檀の支台に、目の極めて細かい楠薄板が嵌め込まれ、後面は「至誠」が墨書きされる。前面の左右にはち虎が彫られている。良い文房具を飾って賞玩することは、文人の嗜みであった。
● 別角度画像 → 後側側面全体拡大 ● 別角度画像 → 裏面側面底面拡大

WS-109 WS-110

彩漆騎兵木俑

三つ又石筆架
● 時代 : 漢時代
● サイズ

: 長さ 55.5cm×横 36cm×奥行 11.5cm

● 価格 : \

長い柄の戈を持つ騎上する騎兵。黒漆上、馬体・騎兵の衣服には朱・黄漆で瑞雲文が装飾される。当時鞍はあったが、鐙はまだ発明されておらず、騎兵の両足は踏ん張りがきかず戦闘力には限界があった。漢代の最も主要な攻撃目標は騎兵で組織された匈奴の軍隊であり、かって威勢のよかった戦車はもはや第一線を退き、輸送用となっていた。漢と匈奴の戦争の規模は小規模でも数万、大規模になると数十万の兵を出陣させ、騎兵による集団戦が主流となり、軍事戦略の転換が図られた。
前漢の文帝・景帝は「馬政」を行い、軍馬の数を増やし、武帝はさらに大宛へ遠征してまで汗血馬(天馬)を求めた。漢は十分な軍馬があってはじめて強大な騎兵軍団を組織でき、匈奴との戦争で勝利を得ることが出来た。当時の軍制を知る上にも貴重資料。尻尾・戈は差込み。古物有霊という言葉を思い出すような生気を感じる。

参照 : WS-080
参照本 : いま見ても新しい古代中国の造形
● 時代 : 清朝時代(19世紀)
● サイズ

: 長さ 8.7cm×横 10cm×奥行 3cm

● 価格 : \

「架」とは掛ける事であるが、揮亳の途中、筆を休ませる用に造られた鉾型石製。
● 別角度画像 → 裏側前後底部拡大 ● 別角度画像 → 裏・側面底面拡大

WS-107 WS-108

木台

木筆架
● 時代 : 19世紀
● サイズ

: 長さ 34cm×横 28cm×奥行 28cm

● 価格 : \

玉目模様天板の寄木造り唐木台。桐箱添日本伝来品。
● 時代 : 清朝時代(19世紀)
● サイズ

: 長さ 40cm×横 37cm×奥行 11cm

● 価格 : \

前後に7本づつ筆が掛かり、4個に分割できる。組立て式筆掛け。
● 別角度画像 → 正面天板底部拡大桐箱 ● 別角度画像 → 正面脚部拡大

WS-105 WS-106

透彫箱

石彫菩薩立像
● 時代 : 19世紀
● サイズ

: 高さ 8.5cm×横 28.5cm×奥行 16.5cm

● 価格 : \

花唐草文を蓋に透彫する。文房諸道具を容れる箱も書斎の文人必需品として風流なものが選ばれた。
● 時代 : 隋時代初(581〜618)
● サイズ

: 高さ 31cm×横 10cm×奥行 5.5cm

● 価格 : \

右手に楊柳、左手に水瓶を持ち立つ。緑・朱・橙色の彩色が美しく残る。造立当初の姿を彷彿とさせる稀少な遺例。宝冠の正面に化仏が備わることから観音菩薩。台座は3・4重の蓮弁座であったろう。
山東省青州出土。

参照 : WS-071
● 別角度画像 → 内側外側拡大 ● 別角度画像 → 裏・側面表情底部

WS-103 WS-104

天秤棒

● 時代 : 19世紀
● サイズ

: 長さ 124cm×径 4cm

● 価格 : \

参照 : WS-047
● 時代 : 清朝時代(19世紀)
● サイズ

: 長さ 32cm×横 3.8cm×奥行 2.3cm
: 長さ 29.5cm×径 0.6cm

● 価格 : \ 35,000

黒檀製箸と紅木製箱。
● 別角度画像 → 拡大1拡大2 ● 別角度画像 → 拡大

WS-101 WS-102

彩漆牛

彩漆木製鞘
● 時代 : 戦国時代
● サイズ

: 高さ 22.5cm×横 38cm×奥行 21cm

● 価格 : \ 問い合わせ

頭を低く下げ、威嚇する姿態の雄牛を写実的に造型している。黒漆上の全身を隈なく朱・黄漆で瑞雲を描く。極めて軽量。
● 時代 : 戦国時代
● サイズ

: 長さ 52.5cm×横 5.5cm×奥行 2.3cm

● 価格 : \ 問い合わせ

山型の薄板を別々に削って貼り合わせている。黒漆上、上端と下端には朱漆で神獣雲気文が流麗・鮮明に描かれている。先端には石突き・泌飾が本来装着されていた。戦いの時は剣を抜き、鞘は捨て置いたという。通常はさらに木盒に収納されたり(参照:WS-086)、飾台に置かれた。漆器は絹と共に中国古代工芸の代表であり、高価なものであった。「塩鉄論」には「1個の漆の耳杯と銅の耳杯十個が同価」とある。

参照 : DK-329
● 別角度画像 → 裏面拡大拡大 ● 別角度画像 → 裏面拡大

  木工・石製品 Page4 | Page3 | Page2 | Page1  

e-mail : info@antiques-oota.com