| ● 時代 |
: 漢時代 |
| ● サイズ |
: 高さ 9.5cm×長 61cm×奥行 7.7cm
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| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
蓋・身を合わせて両端は虎の顔を、体表は勾連雲文・菱文等を朱・黄・褐色漆で装飾する刀箱。蓋は甲盛り中央部は一段高く形成され一木彫り、身は薄板合わせで造られる。内面は褐色漆が塗られる粗末な剣盒は近時まま出土するが、本作品の如く華麗な作品は初見。代表的な漆器は蜀の地と楚の地で多く生産された。
参照 : WS-077
参照本 : 漆で描かれた神秘の世界 - 中国古代漆器展 |
| ● 時代 |
: 戦国時代(前4世紀) |
| ● サイズ |
: 高32cm×横37cm×奥行9cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
扁壺は戦国時代から漢時代にかけて流行した器種の一つで、青銅器や土器にも作例がある。戦国時代、周王室の衰退にしたがって礼制のシンボルであった青銅製礼器はしだいにその地位の重要性を失っていき、華麗で簡便な漆器が相当多くの場面で青銅器に取って代わった。
本品は木製で、口は長方形で蓋を伴なっている。身は表裏を別々に作って張り合わせたもので、身の側視形は小判形をなし、長方形の圏足が付く。底板と蓋は一木の厚板である。総体に黒漆を塗った後、朱漆と薄い褐色・黄・緑色の漆で紋様を描く。蓋上面には怪獣、斜面4方には瑞獣を、身の胴面には体をくねらせる龍虎と羽人が、圏足には瑞雲を描く。羽人(仙人)は龍の体を押さえ、虎は龍に噛み付くかって見ない図柄。羽人は「羽化して仙人となる」 道教思想の具現化されたものであり、死者の魂が登る天界の光景を表しているのであろう。迫力ある怪異な図柄である。まるで新品同様で2000年以上も前に造られたとは信じ難いほどの保存の良さである。
春秋から前漢時代(前8〜前1世紀)にかけて長江中流域の楚の地域は豊かな森林資源を背景に、漆の特産地として発展。曾侯乙墓や馬王堆墓など、楚の伝統を受け継ぐその頃の墓から、副葬品として数多くの漆器が出土している。
黄河流域ならば青銅器や土器でつくるものを、ここでは意図的に漆器で製作した。木と漆への強い愛着が楚の文化にはあった。漆の技術と美は、楚において高度に洗練されていった。
参照 : DK-014
参照本 : 漆で描かれた神秘の世界 - 中国古代漆器展
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