褐色石紋が局部模様とする。薄造り、造形は鋭利。明器。 古文具の王者といえば、なんといっても古硯である。古硯の濫觴は、かの端渓硯と歙州硯が出現した唐代である。しかし、我々が今日蒐集し賞玩できる古硯といえば、宋代以降のものである。 参照 : WS-133