| ● 時代 |
: 漢時代 |
| ● サイズ |
: 高 27.5cm × 胴径 20cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
身の胴部には前後には鳳凰が、左右下には足が貼花され、体表には箆による羽毛が刻される。蓋部は鋭い嘴を持つ頭部となる。合口部上下には弦文が数線施されている。全面にたっぷり灰釉が施され美しい。
自然釉に始まる灰釉は後漢時代には浙江省の北部を中心とする越州窯で青磁という美しい釉薬として先ず完成される。鴟きょうは梟を祖形にした空想の怪鳥で商や西周の青銅器のモチーフにも使われれている。中国美術品の圧倒的多数は墓で発見されている。立派な墓を作り、そこに多くの器物を供えることが中国の伝統であり、死生観である。そうしないと死者の魂が生者の禍をもたらすという観念が新石器時代以来、常に存在することによって、常に美しいものが大量に必要とされた。そのお陰で今の我々はかような美しき品を見ることができるといえよう。
参照 : CK-046 |
| ● 時代 |
: 新石器時代(仰韶文化) |
| ● サイズ |
: 高 28cm × 横 30cm×奥行 17cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
イヌワシを模した鋭い嘴、大きく見開いた目、大地に踏ん張った逞しい脚、実に生命力溢れた見事な造形の酒を入れた器。黒陶は龍山文化を代表する土器として名高く、本品は初期の作品。丸々と愛らしいフォルムは思わず手にとって見たくなるような作品である。三本足で立つことから太陽を象徴する三足烏の先蹤とする見方もある。今まで唯一、中国国家博物館の著名な同品は、仰韶文化廟底満期(約5000年前)の女性の墓に副葬されていたことが知られており、その女性が集団の中で特別な地位にあった被葬者のものと考えられており、本品も同様であろう。
5000年余前の作品とはおよそ考えられないデザインといえよう。日本での展覧は幾度かされ、いつも展覧会の人気作品。
参照 : CK-047
参照本 :
・ 平凡社版 中国の陶磁@ 古代の土器
・ 世界陶磁全集I 中国古代
・
中国 美の粋 中国歴史博物館名品展 |