元〜明の染付 Page9 | Page8 | Page7 | Page6 | Page5 | Page4 | Page3 | Page2 | Page1
CB-089 CB-090

青花魚藻文皿

青花兎文尊形瓶
● 時代 : 明末時代
● サイズ : 径 20cm×高さ 4cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
中央に魚藻を描き、高台内に二重円圏と「大明成化年製」が青花銘で記される。菊花形に型打ち成型で作られた古染付といわれる作品。中国民間の食生活に用いられたが日本の茶人の好みに合い、日本にもたらされた。口縁部に数ヶ所の虫喰いがある。
● 時代 : 明末〜清初時代
● サイズ : 高さ 11cm×口径 10.3cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
ラッパ状の口頸部をもった尊形花入。胴には菊花・蝶・兎が、頸部には蕉葉文を描く。古染付と呼びなわされている日本の茶人を刺激した風趣がある。金属器を写したこの器形は「渣斗」と呼び、唐時代から同形状品が見られる。
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CB-087 CB-088

釉裏紅菊唐草八宝文碗

紅緑彩魚藻文壷
● 時代 : 元時代〜明時代初
● サイズ : 高さ 5cm×径 10cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
外側面には菊唐草繋ぎ文、内・見込に菊唐草、口縁周囲に唐草繋ぎ文を釉裏紅で。内側面には貼り付けでもって八宝文が浮き出る小碗。菊唐草繋ぎ文の発色は幾分焼成が完全でなく、茶褐色に発色したり、滲んだりする。八宝は玉・貨幣・綾形模様・展開稜形・馨・書籍・角・葉の八つ。細い土紐型押しで貼り付け装飾とするのは、元時代14世紀前期頃に流行した技法と現在では解明されて、又ビーズ状貼付文と釉裏紅の並存した時期の後に至正様式の成果の出現があったと考えられている。我国室町時代足利義満奉納の熊野速玉大社蔵、蒔絵手箱を始めとする神宝にも菊唐草が装飾、吉祥性を象徴していた。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 10.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
緑彩の漂う藻の間を3匹の紅彩の魚が泳ぐ。荷葉蓋の葉筋は緑彩。元青花磁が醸す厳しい緊張感はなく、いかにも江南のゆったりとした親しみあるのどかな味わいが感じられ好ましい。
元時代絵画には蓮池藻魚図が多く描かれており、これらのモティーフは豊かさと繁栄の願いを連想させるものといえる。

参照 : CB-073CB-079
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CB-085 CB-086

青花魚藻文壷

青花唐子蛸唐草文皿
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 14cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
元時代独特の形状壷。胴中央部は開光式とし、魚藻文(桂魚と草魚)を、間は波濤文と花散らしで。上段は唐草文繋ぎ、下段はラマ式蓮弁文でもって器面全体にびっしりと濃いコバルト青料で描かれている。魚は表情豊かで喜びに満ちているのはこの図に込められた吉祥の意味合いに由来しているのであろう。
魚藻文は蓮池水禽文等ととともに元の青花磁器に多用されたモチーフの一つで、当時華南で流行していた民間絵画との関係が指摘されている。特に揚子江に棲息した特徴のある突き出た顎と尾鰭の文様が細密に表現され、ユーモラスな表情を持つ桂魚が魚藻文の魅力であり、全体にわたっての鋭く力強い筆法は元時代青花特有のものであり、原料から技術まで全てペルシャから移入されたとする説、もう一つは中国の創造によるとするものであり、輸入コバルト原料を用いたことは歴史的に確かであるが、これは原料の問題に過ぎず輸入コバルトと中国産コバルトのどちらかが先に用いられたかは不詳。
隙の無い文様構成に、元時代後期の特色が良く現れている。内面には荒々しい轆轤手跡が見られる。14世紀後半の元青花黄金期の作品。
元は蒙古族に蹂躙され、文化の押しつぶされた時代で、焼き物も空白時代で見るべきものが無いという概念で戦前は見られていたが、近年の続々の資料により異民族の重圧の底で色々とそれまでに無い技術・手法が芽生えた時代であったことがわかって、今日では中国陶磁史で最も注目すべき時代の一つとして見られるようになっている。なんにしても中国陶磁ほど徹底して独創的で迫力があり、器形が端正で表現の鮮やかなものは無いといえよう。
香港著名収蔵家愛蔵惜別品。
● 時代 : 明末崇禎時代(1628〜1643年)
● サイズ : 高さ 7.5cm×口径 39.5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
八稜花とし中央には2唐子を、口縁帯には蛸唐草を描く。唐子と蛸唐草も吉祥図柄。高台内は「富貴長春」 銘で崇禎時代銘。
伊万里の文様でも人気者の蛸唐草文は、南宋時代吉州窯の蛸唐文が原型。
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CB-083 CB-084

釉裏紅ち龍貼花高足碗

古染付獅子鈕蓋鉄銚子
● 時代 : 元時代(1271〜1368年)
● サイズ : 口径 11,3cm×高さ 11cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
杯部に2匹のち龍が貼花される大振りな転心高脚杯。杯と脚は嵌め込み式で回転する特異な形式はこの手の杯のみに見られる。釉裏紅は全体鮮烈に発色して妖艶、青白釉とあいまって静かな迫力を見せる。銅(酸化第一銅)呈色による紅釉は元時代に完成を見た釉薬。
同品は江西高安市博物館蔵品が知られるのみで、数少ない元時代紅釉の貴重な作品。

参照 : CB-042
● 時代 : 蓋−明時代、銚子−江戸時代(18世紀)
● サイズ : 高さ 17cm
● 価格 : \

茶の湯・懐石道具のうち亭主が膳椀を持ち出した後に改めて客に持ち出すのが銚子と引盃である。
まず一献というのが来客をもてなすはじめの行事であり、心引締まる場面でもある。このとき出される銚子・盃は新鮮な印象を与えるもので、亭主の側もそれだけの吟味をする。焼き物の蓋が添うときは客は改めて蓋を吟味し、さらに酒席の雰囲気を高める役割を果たす。この銚子の蓋は古染付獅子香炉の蓋が取り合わされ、客を一層喜ばすことが出来る。蓋に合わせ鉄銚子を造るという茶人の趣味の高さをうかがわせ、茶道具の楽しさをも教えてくれる。大切に伝えられたのであろう、古桐箱添え。
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CB-081 CB-082

青花馬文壺

青花蓮池水禽文洗
● 時代 : 明末崇ヮ梠
● サイズ : 高さ 5.5cm
● 価格 : \

胴前後に駆ける馬を青花で描いている。描き慣れた民窯ならではの風韻がある。明末清初の動乱期、景徳鎮民窯で作られた青花磁器を日本では南京染付と総称。なかでも天啓期に日本からの注文で作られた茶道具や飲食器を古染付と呼んでいる。南京染付は古染付とは青花の顔料が違って、紫色っぽい紺色が多い。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 7cm×径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
口部を内抱えにした鉢であり、筆洗。見込みに蓮池水禽図を描き、水が注がれた容器の底を覗けば、その池に遊ぶ鴛鴦が見える。この趣向が面白く思われたのであろう、文房四宝の国・中国に筆洗は多い。
側面はラマ式連弁文・牡丹唐草文と密に空間を埋めている。文様は力強く律動感に溢れており、元青花の魅力が十分。蓮の花が咲き誇る池の中に一つがいの鴛鴦が向かい合い、明らかに夫婦の和合を意味する。景徳鎮窯で青花磁器の焼造が本格化したのは、元時代後期のことであって、蓮池と鴛鴦の図はこの時期の青花磁器に好んで描かれている。長い中国陶磁の歴史にあって釉薬の時代から、絵付けの時代へと大きく変貌したのは元時代であって、長い間文化の暗黒時代を強いられ、蒙古族の支配下にあった元時代は、そうした暗いイメージとは裏腹に、明清文化の基調が作られた創造的時代であり、焼き物も同様まさに画期を築く重要な技術革新とそれに伴う様式の革新が逞しく推し進められていた。
かって元の染付の世界的な宝庫とされているのはインドネシア、特に香料諸島であって、元時代には香料と交換にいろいろな元染付の優品がかなりの数この地方に渡り、古美術商が探し回ったこともあるが、現在では中国の開発により、本土から出土する品が圧倒的。
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CB-079 CB-080

紅緑彩龍文獣耳壺

青花龍文高足杯
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 21cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
釉上彩の紅・緑釉2色で装飾される元赤絵は、景徳鎮における最も早い上絵磁器。 磁州窯の宋赤絵である絵高麗と言われる赤絵はまま見られるが、明の色絵磁器の先駆をなす景徳鎮窯赤絵は今まで遺品が少なく、今後の研究が待たれるもの。大きく3区に分けた裾部はラマ式如意頭文、肩部は花唐草文、胴部は前後に2匹の龍文、首部は七宝繋文で描き、獅子面が両側に付けられる。紅釉を主体として緑釉を挿し、全空間を埋める元様式。龍は3爪で、振り向く姿と走る姿。獣面の口の左右には焼成のため大きく貫通する穴が穿たれている。
この壺の形姿・文様は青花と基本的に一致し、紅緑彩の焼造年代と元青花の年代が近いことを意味している。全体風化による白濁変化が表面にあり、幾分紅緑彩の退色部分があるが、全体の美を損ねない。近時景徳鎮郊外墓出土。

参照 : CB-053
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 10cm×口径 10.5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
淡く青みを帯びた艶のある極めて美しい白磁に、元磁一流の龍文が暢び暢びと快い線で描かれている。 薄い仕上げで形姿も端麗。濃淡微妙な青料の美しさも品位を高めるに役立っているが、この青料は西方渡来のスモルトであろう。
見込み底には古様の菊唐草文が一枝軽快に描かれ、側面には型起しによる印花文の雙龍が浮出されている。この印花の手法は元枢府磁と同様、また上作の影青風に薄く成形されているので、器の側面がうっすらと透けて見え、これが更に清澄の気を添えて元磁の中にあっては珍しく爽快な作調になっている。
時代は元代中期を降らぬ作品であり、元染の中の官窯といわれる品。仕込桐箱添。

参照:CB-30CB-17
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CB-077 CB-078

青花菊文無柄水注

青花麒麟唐草文大盤
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 16cm×横 18,5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
本来金属器で作られたケンデイと呼ばれる水注は東南アジア特有の浄瓶(KUNDIKA)の形に倣ったもの。傘帽子形部を掴んで使用する。水注口は2本並んで付けられている。胴面一杯に菊唐草文を描き、器体全面に草花文で埋めている青花は完璧な発色をし、純白の地に映え見る者に印象付ける。ケンデイの中でも造形・装飾から宗教的儀礼用の高級品と知れる。
かってインドネシアに輸出されたものであり、近年請来(ジャワ島寺院墓出土。

参照 : CB-045
● 時代 : 明時代初期(15世紀)
● サイズ : 高さ 10cm×径 43cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
内面内区には相対する麒麟が瑞雲の中に、外区には花唐草文を、外側面にも同図柄の花唐草文を描く。霊獣である麒麟は、恵み深い仁獣とされ、牡の麒には一角、牝の麟は無角とされる。前漢中期には竜・鳳凰と共に描かれたり、鍍金青銅器のモティーフとしても使われている。明初期の青花はその濃厚な色調・濃い艶などの特徴があるが、これは鉄分を多く含んだコバルトを使っていることによる。潔白の地に描かれた精細な図柄がこの作品の格調をこの上なく高めている。明代初期には瓶・壷・盤等の何れの器形をとっても、これまでにない大作が生まれ、新しい・自在な装飾意匠や図案・文様の組み合わせがすすめられた。そこには元時代までの作風からの脱却と新様式への志向が強く認められる。
本品は永楽〜宣徳期の作品。近時出土品であって、全体風化による白泌点が見られる。
高台内は露胎で、赤褐色に発色。鉄斑が散在する俗に「米糊底」と称される。蒙古族をを北に追い払って、朱元璋が明帝国を建国したのは1368年。明王朝は元文化を否定し得なかったばかりでなく、元時代に新しく創造された技術と様式をそのまま引き継いだ。明代陶磁は殆ど例外なく元代陶磁の延長であった。

参照 : CB-059
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CB-075 CB-076

青花唐子文壷

青花花文方壷
● 時代 : 明 嘉靖〜万暦時代
● サイズ : 高さ 21cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
僅かに瓜形の壷で胴をぐるりと取り巻いて庭で様々に遊び、戯れる子供達が描かれている。やや紫がかった鮮明な発色の青料が用いられているのは嘉靖期、新たに輸入されるようになった「回青」と呼ばれる呉須である。
濃淡の青料・細粗の輪郭線を自在に駆使して動きのある構図を表わした力作。描かれた人物も生気に溢れ、活気に満ちた雰囲気をつくり、器面を埋め尽くす文様の配置、いずれも嘉靖期の特徴をよく示している。嘉靖帝の治政は45年という約半世紀に及ぶ長さであった。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 6,8cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
器体は型作りで胴中央で胴接ぎしている。コバルトで菊花・瑞雲を描き、白濁した柔らかい色調の青白釉、いわゆる枢府手を掛けた元代青花の小品。口縁から肩に掛けてビーズ状雲珠文を貼り付ける元代景徳鎮青白磁に特有の装飾意匠。
青白釉に簡便な文様を描いた青花の小品はフィリピン・インドネシアから出土しているが、本品は青花の書き込みが一段と丁寧である。この手は中国国内の出土遺物や伝世品に多く見ないので、専ら輸出向けとして生産された器物であったと考えられている。
近時インドネシア出土品。

参照 : CB-038CB-003
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CB-073 CB-074

青花蓮池魚藻文壷

青花魚藻文瓢形水注
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 13cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
魚藻文は元時代の青花磁器にしばしば描かれる。筆使いの見事さ、魚が何れも表情豊かで、喜びに満ちて見えるのはこの図に込められた吉祥の意味合いに由来しているのであろう。魚が古くから用いられた文様であるのは、魚は余と音(yu)が通じることからも良い意味を持っていることにもよる。新石器時代の彩陶から始まって、商周時代・春秋戦国時代にも魚の表わされた銅器や陶器がある。しかし定型化した魚の文様が現れるのは漢代からで、魚と水鳥を共に表わした文様も漢代には多く見られる。
濃いダミの塗込め・淡い藍のぼかし・濃い点描の散しという三つのテクニックを自在に操って活々とした絵画としている。
近年、元から明初期の青花磁の遺品が少なからず世に出、かって染付は宣徳といわれた伝説的評価が覆り、14世紀後半(至正〜洪武)が青花の最初のしかも最も雄大な黄金期であることが明らかになったが、本作品からも明確に理解できる。

参照 : CB-061
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 12,5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
香料と交換に運ばれたのであろうこの手の小品は、フィリピン・インドネシアで発見される。膨らみの下は魚藻文、上は菊唐草文を幾分粗く均整の取れた瓢箪型小瓶に描かれ、活気に満ちた雰囲気をつくっている。撫玩寸法であり、共蓋が残るのも嬉しい。
元代後期に海外へ向けて輸出されるようになった景徳鎮青花磁器は、14世紀になって日本にも伝わっていたことが近年、沖縄・勝連城址から多量の元青花磁片が発掘されたほか、沖縄島島内からはほぼ完全な形での品も発見されていることにより知れる。

参照 : CB-025CB-038
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CB-071 CB-072

染付龍文瓶

青花鳳首扁壷形水注
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 24,3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
一般に玉壷春という雅名をもって呼ばれる瓶であり、日本のラッキョウ形徳利にあたる。玉壷春瓶は壷や盤とともに元染付の最も基本的なジャンルであった。もともと宋代の流れをうけたものであるが、流れるような美しい曲線を描く端正な姿になり、重々しい趣の元染付のなかにあって、特に軽妙な存在。胴に珠取龍が蟠るだけで、雲も波涛も無く、わずかに口縁の内側に花弁の折枝を配するだの余白をたっぷり残した描写態度は異例ともいえる。略体描法でありながら、龍の生気に満ち、峻厳なる相貌は紛れもなく元様式であり、早い筆使いがそのまま天空を疾駆する様に通じる。
玉壷春瓶は不思議と頸部を切り取られている場合が極めて多いが、この瓶は全く健全である。
軽量である。近時南京郊外墓出土品。
大阪東洋陶磁美術館 「安宅コレクション」 に同品所蔵が知られる。
※2005/4/31 NEWYORK サザビーズにて、同手品が¥2300万余で落札されている。
※類品が2005/11香港クリスティーズオークションに出品。
○参考本画像
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 17,5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
扁壷に鳳頭形の注口とビーズ状の取手が付く水注。片面は飛翔する鳳凰と牡丹唐草、片面は牡丹唐草を四囲も牡丹唐草繋ぎでびっしりと空間を埋め尽くし、各部分を飾る幾つもの装飾文も適切に配置されている。宋代の遺風を残しつつも、加えて新たな創意が見られる。
いたって稀少な器種であって他に完品は見ない。有名品として同型式の品、破損状態で出土した北京市旧鼓楼大街出土品(北京首都博物館蔵)が知られるのみ。牡丹花が富貴と繁栄を象徴する吉祥文様であることは鳳凰文と同様。

※類品が2005/11香港クリスティーズオークションに出品。
○参考本画像
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CB-069 CB-070

釉裏紅龍文瓶

青花菱花口鳥文盤
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 28cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
下方に向かって大きく膨らんだ曲線の美しい玉春壷形。胴面にぐるりと珠取龍を、珠は頸部に、足爪は下端まで、筆勢は極めて力強く空間を埋め描かれる。口縁の内側には唐草繋ぎ文が装飾されている。完全な発色の難しい釉裏紅が失透気味の釉下に美しいサーモンピンク系紅色で潤んだような風合いで落ち着いた風格を持つ。陶工の意が充分達せられた佳品といえよう。青花龍文玉壷春に比べ発色の難しい釉裏紅は圧倒的に稀少。元時代〜明初にかけての空間を大きく取る特徴で表現されている。近時景徳鎮郊外墓出土品。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 2cm×径 17cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
生垣内に飼育されているのであろう、極楽にいるといわれる孔雀が立ち、周囲は牡丹唐草で空間を密に埋め外折する平縁には細書き花唐草文を描く。精白の生地・明るい青花の発色・描写も精密であり、完璧な仕上がりを見せる。現代の青花の逸品はみなペルシャから輸入されたコバルトが使われ白と青色が強烈な色の対比を形成する。日本の有田焼もドイツのマイセン磁器も原点は元の青花からである。

参照 : CB-046CB-059
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CB-067 CB-068

青花花紋水注

染付山水文盃
● 時代 : 明初・永楽時代
● サイズ : 高さ 17,3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
扁平とした本体の胴部の両側にとった枠取りの中に、花を配した水注。安定した器型は荘重・品格を漂わせ、洪武期の水注とは異なる洗練された姿となり、各部に施された繊細な花弁模様の構成が永楽期青花磁器の特色の一端を示している。
● 時代 : 明末〜清初時代
● サイズ : 高さ 3,5cm×口径 6,4cm
● 価格 : \

煎茶碗5ヶ。口縁は虫喰い。文人煎茶は江戸末期から盛行し、明治維新の文明開化の風潮によってやや後退したが、数寄者の間に持続、明治中期からは新興の財閥によって支えられ、文人煎茶も豪奢となり盛んに茶会が行われ、社交・雅遊の場となった。この頃中国文物が海外に流出、多くの文房・煎茶用品はこの頃流入している。日本伝来桐箱入。

参照 : CB-004
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CB-065 CB-066

青花菱花口麒麟文盤

釉裏紅三友紋玉壷春瓶
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 1,5cm×径 18cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
菱花形の縁には簡略な唐草文、内面には岩上に立つ麒麟を描く。麒麟は霊獣であって、恵み深い仁獣であり、聖人出でて王道が行われると現れ、「詩経」「国風」は趾と定と角を仁愛の譬としている。牡の麒には一角、牡の麟は無角とされる。西洋の一角獣との関係は不明。幾分青味がかった肌に、コバルトの濃淡が映え、元染の魅力を堪能させる。
中国故事「老いては麒麟も駑馬に劣る」の麒麟はこの麒麟ではなく、駿馬をいう。麒麟は力強い躍動感に溢れた描写である。裏面は露胎で鉄斑が散在する「米糊底」はこの皿に共通する。CB-059 と共に初見図柄。
唐末期に発見された青花の技法は宋時代には受け継がれず、突然元代の景徳鎮窯で復活。完成されており、その後明代の黄金期へと繋がる。青花磁興隆期のダイナミックな活気に溢れており、世に至正様式という名で包括されている。インドネシア某島某寺伝製品。
大作が流行した至正時代において、どんなに小さくても時代の風格を失わないのが中国陶磁の特質の一つといえ、力強い作風が宿っている。

参照 : CB-046CB-059
● 時代 : 明 洪武(1368〜1398)
● サイズ : 高さ 22,5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
松・竹・梅または梅・水仙・竹の三種を歳寒の三友といい、中国磁器の画題に多い。冬の寒さに耐える松・竹・梅は特に高節の士の比喩としている。歳寒図・三友図ともいい、原義は「論語」に言う「歳寒松柏」が苦難に遭っても節操を曲げない話から来ている。柔らかな玉壷春形の器面一杯に描かれ、釉裏紅もほんのりと紅色に発色している。洪武期はその後およそ300年間にわたった明王朝の創始期にあたり、歴史上の王朝確立への経過に呼応するかのように、この時期の陶磁には大きな変革が見られた。
「洪武様式」とされるこの時期には元時代までの作風からの脱却と新様式への志向が強く認められる。文様として牡丹・菊・唐草文が多い中、三友文は珍しい。
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CB-063 CB-064

釉裏紅雲龍文壷

瑠璃地白花龍文皿
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 17cm
● 価格 : \ 問い合わせ

口縁をやや高くし、腰部から高台にむけてしぼる壷の器型は元時代独特のもの。胴面一杯に描かれた火焔珠を追う龍を描く。下方部はラマ式蓮弁文を、部分的に紅釉が蒸発しているがほぼ完璧な鮮紅色でもって発色し、陶工の満足感を満たしたと思われる。釉裏紅は元景徳鎮の陶工による重要発明の一つであり、青花の製造工程とほぼ等しい。つまり両者とも釉下彩という点では同類であって使用する顔料が銅かコバルトかの違いがあるにすぎない。しかし釉裏紅は要求される焼成状態が厳密であること、即ち還元焔状態でなければ紅色に発色しない。そこで生産量も少なく伝世品。出土品も数量は多くない。薄造りであり軽量。清白の磁肌との対比が美しい。明代の宣徳期や清代の康煕・雍正期の釉裏紅磁器は歴史上すこぶる盛名をはせているがそれらは元代に開発された技術を基盤として成就しえたもの。天空を疾走する龍の姿が力強い筆使いで描かれ、動成に溢れている。確かなデッサン力。隙の無い空間を埋める文様構成によくあらわれている。
日本の龍は三本爪で珠玉を掴んでいるのが普通だが、中国の龍は離れたところにある珠玉を窺っているのがほとんどであり、珠玉は「天下の中心」を意味する。それをあえて掌中にするのは龍といえども憚るということであろう。香港著名収蔵家旧蔵品。

参照 : CB-027・028
● 時代 : 元時代
● サイズ : 径 19cm×高さ 2cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
全体に荘重な趣の藍釉を施し、その上に生き生きとした姿の白龍を配したもの。元時代の藍釉器は、紅釉器と共に極めて数の少ないもので白花といわれる技法。龍文には線刻を加えている。藍色と白色が互いに映えて強烈な対比を見せる。
出光美術館(口径16cm)、大阪市立東洋陶磁美術館(口径15,5cm)、デイヴィド財団(口径15,7cm)などに類品が知られる程度。
この藍釉白花装飾は特別な芸術効果をもった方法であったため、元時代以降では明代初期の宣徳時期と、清代の雍正時期に僅かに少量の倣焼が行われたに過ぎない。
表面は全体に使用痕擦が見られる。元時代の藍釉器の装飾方法のもう一つは藍釉金彩であって、焼成後の藍釉器上に金彩を用いて文様を描き再度焼成して金を焼き付けるもので、これの遺品は極めて少ない。
フランスのギメ美術館蔵「藍釉白花龍文梅瓶」は白花技法の優品として知られ、同品は世界に3点しかない品であったが、先年忽然と中国国内収蔵家より中国オークションに出品され3000万円余で落札された。どんな名品が出現するかわからない(発掘と民間収蔵)中国の奥深さであり、今後も楽しみ。
近時景徳鎮郊外墓出土。
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CB-061 CB-062

青花蓮池魚藻文壷

瑠璃釉柑子口尊
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 11cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
酒会壷といわれる広口壷。コバルト青料の濃い発色の鮮やかさ、描線の正確さ、秀麗さ、描かれた魚の持つ躍動感が素晴らしく、魚は迫力を感じさせる。魚は鋭い口をした桂魚と鯉と草魚。吉祥を表現しており江南の地方の民間で好まれた魚藻図に由来するものであろう。
世界でも元青花魚藻文壷は極めて少なく収蔵家の欲しがる品。荷葉型蓋を伴ない、愛玩寸法も嬉しい。大阪市立東洋磁器美術館の重要文化財青花蓮池魚藻文壷が魚藻文壷としては屈指の名品として知られる。(共蓋は欠失している)がかつて日本市場に忽然と現れ9000万円で落札された品。(東京国立博物館にも明治時代中頃から収蔵されている重要文化財。青花蓮池魚藻文壷がある)元青花に使用された青花(コバルト)には外国輸入品と国産の2種があり、濃艶で釉面に黒色斑点が浮かぶ特徴を有する本品は、輸入品を使用している事がわかる。一般的に国産青料は小型器物に輸入青料は大形器物に使用されている事が多く、輸入青料の貴重さがしれる。近時南京郊外墓より対で出土。1個はSOLD。 残り1個もSOLD。
● 時代 : 明 嘉靖〜万暦時代
● サイズ : 高さ 29,5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
漢銅器の形を写した柑子口(蒜頭)瓶。深みある瑠璃釉は元時代に先例があり、下がって宣徳時代の瑠璃釉は濃紺の美しさにより特に高い評価を得ている。柑子口の形は陶磁としては漢時代に始まり元時代の青磁にも製作されており、新安海底からの引揚船からも揚がっている。北京故宮博物院蔵で「藍釉王彩堆花金彩柑子口瓶」(嘉靖時代)が珍しい品として知られる。万暦時代には五彩の大型柑子口瓶、青花瓶が造られているが瑠璃釉は少なく、青磁と共に花うつりの良い花生として我国では喜ばれる。瑠璃釉地に白泥で文様をあらわす施文法も元時代にすでに例があるが、その後明時代後期(嘉靖)まで遺例はなく瑠璃釉一色の時代が続いた。腰から首に掛けてち龍を白釉で貼花した品が正徳頃から清朝時代にかけて造られている。

参照 : CB-047 、 CC-037
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元〜明の染付
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