時代: 唐時代 、サイズ: 高さ 29cm |
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龍形の把手が付き、一端には鶏首が飾られるこの形の天鶏壷は、南朝の古越磁に多く見られる器形であるが、隋代・陝西省西安市李静訓墓出土の白磁が著名。胴の下にはパルメット文の貼花が施され、胴面にミックス状で流れる三彩は極めて美しく、形状・貼花から見て初唐の三彩。白磁・三彩の一対の龍耳を持つ品は東京国立博物館蔵(重要文化財)をはじめとしてまま見られるが、天鶏壷は初見。胎土は白く緻密。鶏口先欠け修理。
近時洛陽郊外墓出土。
参照 : CC-033 、 CW-028 |
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