GK-1468 神人獣面紋玉琮 / Old Chinese Jade

時代:新石器時代 / 良渚文化(BC3500~BC2500)、サイズ: 高さ 6.2cm×横幅 9.5cm×奥行 9.5cm

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良渚玉は長江下流域の太湖地域と沿海部一帯の文化圏から出土。

二段に人面が刻される「巫と怪獣」というテーマに関わる品。上段に巫の小さな目、下段に怪獣の大きな目を描く。
特別珍しいのは怪獣紋との間4ヶ所に細長い台上に鳥が止まる紋様刻。この鳥紋様は壁・璜等に間々見られるが、琮に刻まれた作品は初見。

ほのかに淡い緑色斑が見え、本来の緑色玉が全体良渚文化玉独特泌化・鳩骨白色に変化。筋には赤土が浸み込んでいる。このような組み合わせ紋様は良渚文化中期の玉琮に特徴的な文様。

均一の削りを始めとして、全てに神経の行き渡った丁寧な造りは良渚文化最盛期の高い芸術性を示している。玉琮は威信財として極めて重要な役割を果たしていた。

約4900~4500年前の作品という事には驚かざるをえない。
上海著名玉商旧蔵品。長年の懇請により入手。幾点も扱った良渚玉琮の中でも最高優品。

参照:GK-091GK-145GK-194GK-227















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