GK-1441 水晶握豚対 / Old Chinese Jade

時代:前漢時代(BC206~AD8) 、サイズ: 高さ 2.6cm×横幅 10.5cm×厚さ 2.1cm

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玉握豚は不老不死の神仙思想と結び付けられ、死後も裕福であるよう願うもの。漢八刀による鋭い削り込み・刀技は豚を見事なまでに単純化した造型。多くは材質は玉製であるが、間々玻璃・水晶製も知られる。一対で残るのは貴重。

尾の先端部の円孔は紐で手と結び付けるためのものと文献記録より知れる。豚を家畜として飼育した歴史は今を遡る新石器時代の7000年前頃から。豚と犬は肉食用とされた。

透明度の相違(インクルージョンの有無)は同材の上の方と下の方で製作された故。含蝉・握豚は漢時代葬玉を代表する品で、古玉の魅力を堪能できる。同時に含蝉も水晶製で出土したはず。玉製は幾点も扱ったが、水晶製は初見初入手。
香港著名老玉商旧蔵品。

参照:GK-106GK-017GK-949GK-802














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