漆黒上、鈕を挟んで柿葉文、四囲に四匹の龍を朱を含んだ銀漆で描く。筆画は鋭く勢いが有る。二千百年前、製作時には模様の彩色は今以上に鮮麗であった筈。龍は天上の世界と地上の世界を自由に行き来できる想像上の動物。戦国・漢時代、鏡は魂が昇天する道を照らす役割があると考えられていたので、死者と共に埋葬されることが多い。長沙近郊墓出土。漆絵鏡は揚子江中流域の楚国領域で作られた。 参照 : DK-458 、 DK-457 、 DK-343 、 DK-296