DK-342 銅猛虎襲牛枕
時代:前漢時代(BC4〜AD1) 、サイズ:高さ 14cm×横 23cm×奥行 8.8cm
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馬の鞍形の枕で、両端が立ち上がり、頂部にそれぞれ1個づつ牛の立像が蝋付けされている。片面には雲文のデザインが鋳出されているが、もう一面には雲文を地文として猛虎が牛に噛み付いている図像が3組浮彫状に鋳出されている。この種の銅枕はテン国の貴族が副葬した明器。立体像による青銅器の装飾を開始した当初の段階はその意匠のほとんどが牛で占められていた。
装飾技法の点から見ると、3層を重ね合わせる手法を採用しており、その一面は雲文を地として上面に猛虎が牛を襲う図が浮き彫り風に表現されており、牛の頭は立体的である。枕の両端には各一頭の牛が立ち、丸彫り・浮彫り・線刻の三つの技法を合わせて使用し、格別の装飾効果を上げている。

テン国は紀元前4世紀頃から紀元後1世紀頃、テン池地域を中心として建国されていた少数民族の王国である。古代テン国及びテン王の存在は、司馬遷の記載に先ず最初に散見される。その高度に発達した青銅器文化は中華民族の歴史を豊かなものにしたという意味で貢献。中原文化との関係、現在の少数民族の歴史を研究するうえに重要な資料を提供している。

参照 : DK-330DK-320DK-254DK-064
参考本 : てん国青銅芸術









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