CC-840 紫紅斑盞

時代: 金〜元時代 、サイズ:口径 8.5cm×高さ 8.5cm

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鈞窯。
夕映えの晩露のような帯糸斑といわれる幻妙な階調の紫紅模様が全体を装飾し、典雅な味わいがある魅力的な掌玩品。
金時代、「窯変」によって生まれた豊かな色彩は、単色の釉薬が主流であった状況を変えた。

鈞窯は北宋期に創設され、北宋後期にはもっぱら宮廷に献上する磁器を焼いていたが北宋の滅亡後、御用磁器は生産中止。しかし、製作技術は広く伝えられた。
藍と紅の二色を主体とした色調が鈞窯独特の味わいを示し、中国の磁器芸術に全く新しいエリアを開拓した。

日本人の美意識として青磁や天目ほど鈞窯を高く評価しなかったのに対し、欧米や米国ではこれを特に高く評価したため特別優れたものは欧米に流れた。現在それらの中国人買い戻しの勢いが激しい。
本品は1970年代、米国人が香港市場で購入。

参照:CC-737CC-354CC-344












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