CC-195 青磁羊形燭台
時代: 東晋時代(AD317〜420) 、サイズ:高さ 20cm×横 22cm
価格: \
越州窯。
有翼の羊をかたどった用途不明であった器。頭に丸い穴が開けられ、形態が西漢時代の青銅灯と良く似ており、この灯りが羊の背中の蓋を頭の上に持ち上げて灯明皿とするのものであることから、現在では本品も蝋燭を穴に差し込む燭台として作られた可能性が高いと考えられている。ただし、構造的に見て実用に供されたとは思えず、副葬専用の明器として作られたと知れる。AD3〜6世紀の江南の青磁を「古越磁」と呼んでおり、虎子・蛙形水盂・鶏舎等多様な造型品が作られたが、中でも鉄釉作品は稀少と言える。形姿は堂々たる量感をそなえ、威厳に満ちている。
この黒褐釉は普通の青磁釉の中に酸化鉄を加えたもので、東晋時代になり初めて作られ出したことが判明した。古瀬戸の飴釉の上等なものと思えばいい。東京国立博物館 横河コレクション 「黒褐釉天鶏壷」は越州窯の珍しい遺品として知られ、今でも鉄釉作品は稀少(参照 : CM-024 )。鉄斑を点じた飛青磁も東晋頃に始まっている。

参照 : CC-120







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