CS-180 三彩鷹形水注
時代: 唐時代 、サイズ: 高さ 15cm×横 6cm×奥行 5.7cm
価格: \

三彩の水注には鳳凰をかたどったものが圧倒的に多いが、珍しく具体的な動物をかたどった水注がこの一作であり、鷹をモデルにしている。中国には鷹狩りの風習が古くからあり、唐三彩にも鷹匠が時々登場した。身近な貴族のスポーツとして鷹狩りは好まれた。鳳凰同様、哮る姿の鷹の猛々しい表情を見事に捉えている。三彩は長安・洛陽の貴族の象徴だった。
同形品は日本私人収蔵の、高さ31.4cmが知られるのみ。

参照 : CS-118 CS-071
参照本 : 中国の陶磁 , ESKENAZI Sculpture and ornament in early chinise art









← 三彩 のページへ戻る