CS-145 淡青釉貼花文水注
時代: 初唐〜盛唐時代 、サイズ: 高さ 37cm×胴径 17.5cm×奥行 16cm
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口縁を三曲させる弁口形と口縁を覗き込む龍首の把手。胴面には貼花文を施す。ギリシャのオイノコエ、西アジア各地の金銀器「胡瓶」を模している。
把手には2個、胴面には大小異形14個の花文を貼花し、頸から裾まで6個2条・3条の弦文が巡らされ、どっしりとした圏足が付く。西アジア伝来のコバルトによる淡青釉が掛けられ、線状に流れる濃淡が魅力的雰囲気を作っている。北朝に始まる貼花装飾は、ここに一つの完成を見たといえよう。実に安定感のある力強い作品であり、異例初見の佳品。絢爛たるという三彩の趣はないものの、エキゾチックであってすこぶる高貴な雰囲気を漂わせている。胸に見られる水平のフリューティングは、もちろん金属金の名残り。

参照 : CS-104CU-003
参照本 : 世界陶磁全集J 隋・唐









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