GK-233 龍形玉器
時代: 新石器時代(BC4000〜3000) 、サイズ: 高さ 23.5cm×横 20.5cm
価格: \
紅山文化特有の代表的玉器。C字形で頭を上げ・背を曲げ・尾を巻き・長い髪がなびき・大きな目と鼻穴を彫り・背部には貫通する孔が穿たれている。普通のC字形より巻き上げた髪が随分大きく力強い造型を示し迫力ある魅力的な品としている。玉質は青玉であり、全体方々湿潤による風化白濁に変化している。
これ程の大型玉器は大掛かりな工事によって作られた墓から出土する。玉器製作技法の進歩とともに手間のかかる玉器を作る(あるいは作らせる)ような一般人とは異なる階層が形成され、玉は特別な身分の人々だけが持つことができる器物であった。紅山文化は今から7000年ほど前に遼寧西部から内蒙古東部の地域に出現した新石器文化。近時呼和浩特(フフホト)玉収蔵家から懇嘱譲受。
1996年北京のオークションにて長さ42.2cmのC字形玉龍がNT2,530,000(日本円約3,300万円)で落札され、俄然注目された。そもそも紅山文化玉が市場にでるようになったのは良渚文化玉に比べずっと後、近時になってからであり遺品も極めて少ないが、現在は60cm余りの品も発表されており、中国で最古の龍であり、又最古の玉製遺物でもある。モンゴル高原の小さな村オンニュド旗で高さ26cmの品が発見されたのは近時1971年のこと。素朴で力強い造形美には現代人も敬服するばかりである。

※サイズ比較 -- GK-175並列比較撮影

参照 : GK-089






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