GS-025 白地赤・黄被せち龍文瓶
時代: 清朝時代(19世紀) 、サイズ: 高さ 31cm
価格: \
白色ガラスに赤・黄色ガラスを被せた作品。下方部は赤色ガラスを被せ蕉葉文を上部、胴面は黄色がラスを被せ瑞祥文である霊芝雲と乱舞するち龍を、上部は蓮弁文で彫琢している。

被せガラスは厚く直線的に削り出されており、彫琢後の荒々しい彫りがそのまま残されている。このような技法をカメオ技法と呼び、後にフランス・イギリスに伝えられた。エミール・ガレやドームを始めとするフランスのアール・ヌーヴォーのガラス作家に影響を与えた。中国のガラス工芸は清朝に入ってから宮廷ガラス工房で本格的に開始された。それまでは博山や広州等民間が経営するガラス工房が中心的な存在であった。康熙帝のもとで急速に展開を遂げ乾隆帝の時代に最盛期を迎え、この時期に優れた作品を「乾隆ガラス」と呼んでいる。
中国ではガラスも玉の色や重さ等の質感により近付けようとする努力が払われたため不透明ガラスを素材として使用しており、ヨーロッパの透明ガラスとは全く対照的といえる。

参照 : SF-014







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