全身を金銀平・線象嵌。青金石・緑松石・赤瑪瑙・黒瑪瑙の嵌め込みで装飾する。 辟邪の意味を持ち、吉祥動物である熊。しかし実際の熊でなく、邪獣といえる形態。諸侯王階層になると、このような調度を多数作らせて身辺を飾っていた。見る者を威圧し、生気が全身に漲っている。高度で精密・華美な技術がうかがえる佳品。熊は漢代の十二神獣の一つで「方相氏」とも呼ばれ妖怪を退け、邪気を除ける働きがあると考えられた。 参照 : DK-438 、 DK-265