DK-399 青銅鍍金舞馬銜杯文壺
時代:唐時代 、サイズ: 高さ 17cm×幅 11.7cm×奥行 9.3cm
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銅の錆色と鍍金の色の対比が美しい。馬上を家とした契丹族にとって、水やミルクを常に携帯しなければならなかったため、革で袋を縫って鶏冠壺と呼ばれる袋を作った。磁器製の副葬品と違い、実用品であったのであろう。杯を銜えた馬は唐の玄宗皇帝の宮廷行事に舞馬を盛んに行ったといわれ、こうした姿を写実的に写し出したものであるが、天宝年間((742〜55年)以後は禁止されたという。
銀製鍍金の類品は、西安南部の何家村で唐時代の窖蔵から発見され、初めて玄宗が楽しんだ舞馬の具体的な姿がわかった。。

参照 : DK-167CR-032
参照本 : 遣唐使と唐の美術









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