うずくまり、両手を広げ一歩踏み出した漢時代特有形態の熊。体表には線彫りで毛並みが入り、造型は厳しく厚い鍍金とともに魅力ある。 内は空洞であり、鉛をつめて鎮としたもの。熊は吉祥動物であり、辟邪の意味もあったと考えられ、漢時代は多く銅・石でもって造型された。 参照 : DK-107 、 GK-178