三彩  Page5|Page4Page3Page2Page1
CS-155 CS-156

三彩駱駝俑

藍彩長頸瓶
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 28cm×横 18cm×9.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

獣面が施された鞍上の袋に長袍をまとった男が乗り、人物には白・緑・黄釉、駱駝は藍釉が施される。咆哮する駱駝、手を振り上げる人物と動きを隅々まで緊張感のある出来映えでまとめていてる。CS-061と同墓出土。
死後も生前と同じ生活をすると考えられた墓主のためには、日常の動物や施設、住居の模型まで伴なうのが伝統的であった。

参照 : CS-061
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 14cm胴径 8.5cm
● 価格 : \ 300,000

藍一色のものは「藍彩」と呼ばれて、特に珍重されている。これは少ないからだけでなく、実に美しいからである。
三彩の流斑文はローマガラスの縞目に誘発されて出来たものであろう。三彩は墓誌の一つや二つも備わった墓室から出土するもので、田夫野人の副葬品ではない。だから出土は洛陽・西安を中心として、強い偏在を示している。漢でも唐でも平和で裕福な時代にはいつも葬儀が贅沢になり、墳墓の副葬品が高価なものとなった。静謐の中に豊穣の美が清らかに湛えられているといえよう。素地が白いので、一入美しい。

参照 : CS-035

● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏・側面上部底面拡大

CS-153 CS-154

三彩神将

藍彩万年壺
● 時代 : 唐時代(8世紀)
● サイズ : 高さ 60cm×横 20cm×奥行 11.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

墓壙に収める明器土偶の中に、墓の鎮守にあたる辟邪獣があることは良く知られている。それはすでに戦国墓から始まっており、唐代では「き頭」の形をとる。ところが唐の土偶にはそういう獣形の辟邪とは別に、仏教寺院の天部神将から形を借りたこのような神王像がしきりに作られている。
肩鎧をはじめ、硬い革甲に身を固め、牛座に立ちはだかる。それらの装いが三彩の流釉で飾られて、彫塑と色彩の美をふんだんに発するもの。複雑な形なので、各部を別々に型で造り、接着して調整している。
陶俑・三彩俑の副葬は、中原の王陵を主に盛んに行われ、それは華中・華南へと広がりをみせた。しかし陶俑の中で三彩が占める量はそれほど多い数ではない。普通は灰陶俑の二割程度であり、俑は原則的に灰陶加彩俑が中心であり、そこに各種の三彩俑が含まれたといえる。破損・直し有。
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 22cm×胴径 22cm
● 価格 : \ 問い合わせ

胎土には裾近くまで白泥を塗り、藍釉を施している。肩に張りがついた張り詰めた緊張感は充実した文化の有り様が如実に投影されている。
底裏は平底。盛唐期の作品。

参照 : CS-005
● 別角度画像 → 裏・側面拡大牛座底面 ● 別角度画像 → 裏面側面上部底面拡大

CS-151 CS-152

三彩龍耳瓶

三彩獅子文フク
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 38cm×胴径 20cm
● 価格 : \ 問い合わせ

唐三彩は、盛唐三彩と晩唐三彩に区別される。盛唐三彩は貴族により支えられ、晩唐三彩は安史の乱以後、貴族に代わって台頭した市民層、および海外輸出によってその生産が支えられた。多種の釉薬の彩りを効果的に使った最初の陶器であるという点で陶磁史上からも重要。
当時の人々に持て囃され、盛唐三彩は渤海・新羅など近隣諸国で模倣され、日本では奈良三彩を生んだ。盤唐三彩イスラムに伝わり、ペルシャ三彩の誕生の契機となった。この三彩の龍耳瓶は盛唐三彩を代表する形といえるもので、盤状の口縁部に龍形の把手が一対取付けてある。化粧土を塗らずに直接、褐釉・緑釉・白釉を斑状に掛けている。龍把に付けられた丸い凸起は、金属器の鋲を写したもの。
全体にアンフォラと呼ばれる西方器皿の強い影響がうかがわれる。

参照 : CS-096
● 時代 : 唐時代(8世紀)
● サイズ : 高さ 17cm×径 23cm
● 価格 : \ 問い合わせ

金属器を写したとみられる厳格で重厚な造形。胴に獅子・宝珠文を貼り付ける。緻密に作られた3足の獣足と、初期唐三彩の範疇に加えられる。たっぷりとかかった三色釉が美しく豊満・豪放・陽気な気分の作品に仕上がった優品。
初唐期には三彩の製作が開始され、則天武后が政権を握った684〜704年、唐三彩は大量に製作された。生産が頂点に達したのは開元年間(713〜741年)。開元・天宝以降すなわち8世紀の中頃以降になると唐墓中からほとんど発見されなくなる。

参照 : CS-101
参照 : 戸栗美術館 中国陶磁名品図録
● 別角度画像 → 裏・側面把手胴部上部底面 ● 別角度画像 → 裏面側面拡大上部底面

CS-149 CS-150

黄白釉盤龍文有蓋硯

三彩高脚杯
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 10cm×横 21cm
● 価格 : \ 問い合わせ

蓋は中心に向かってち龍が6頭貼花され、台座は12個の獣足に支えられる。全体に黄白釉が施される。ち龍が貼花される形式は漢時代石製品に知られるもの。

参照 : CS-062DK-071
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 14.5cm×口径 8.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

ササン朝ペルシャの玻璃製や銅製品酒器の形状を写し、緑釉一色を流し掛けする。
西方伝来のワイン酒を時の貴族が胡姫を傍らに、このような杯を傾けるといった光景が想像される。西方的色彩の色濃い器形。
唐時代に西方の文物が続々と流入したが、それは単に器物や調度といった有形のものだけでなく、宗教・社会制度・生活習慣など無形の面にも及んでいた。

参照 : CS-138
● 別角度画像 → 裏面外側内側拡大 ● 別角度画像 → 裏面底面上部拡大

CS-147 CS-148

三彩鴨首杯

藍釉刻花牡丹文浄瓶
● 時代 : 初唐時代
● サイズ : 高さ 17.5cm×横 25cm×奥行 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

西アジアの角杯−リュトンをモデルにしている。緑・褐釉がミックス状に美しく発色し、羽毛線は鋭く形成されている。動物の頭部、主として獅子・鴨の角杯は唐時代に相当流行した。左右2枚の型から出来ている。

参照 : CS-112CC-307
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 40.5cm×胴径 18.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

軍持(ケンディ)と呼ばれる銅製仏器を写したもの。
首から頸部には金属器名残りの弦文を施し、肩部には葉文、胴部には牡丹唐草文を刻花する。西アジア伝来のコバルトによる単彩釉。金属器では被せ蓋で、蓋の上部に細い円管が付くが、陶磁器では口縁と蓋が一体化した円盤で表現される。普通は喇叭口状に彎曲して広がる高い高台が付く。本品は作行き・大きさなどから高級貴族用の作品であろう。類品を見ない。近時洛陽郊外墓出土。

参照 : CS-102CW-068
参照本 : 唐三彩 洛陽の夢
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CS-145 CS-146

淡青釉貼花文水注

三彩馬
● 時代 : 初唐〜盛唐時代
● サイズ : 高さ 37cm×胴径 17.5cm×奥行 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

口縁を三曲させる弁口形と口縁を覗き込む龍首の把手。胴面には貼花文を施す。ギリシャのオイノコエ、西アジア各地の金銀器「胡瓶」を模している。
把手には2個、胴面には大小異形14個の花文を貼花し、頸から裾まで6個2条・3条の弦文が巡らされ、どっしりとした圏足が付く。西アジア伝来のコバルトによる淡青釉が掛けられ、線状に流れる濃淡が魅力的雰囲気を作っている。北朝に始まる貼花装飾は、ここに一つの完成を見たといえよう。実に安定感のある力強い作品であり、異例初見の佳品。絢爛たるという三彩の趣はないものの、エキゾチックであってすこぶる高貴な雰囲気を漂わせている。胸に見られる水平のフリューティングは、もちろん金属金の名残り。

参照 : CS-104CU-003
参照本 : 世界陶磁全集J 隋・唐
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 32.5cm×横 30cm×奥行 10cm
● 価格 : \ 350,000

動物を表現した唐時代(618〜907年)の俑の遺例では、馬と駱駝が圧倒的多数を占める。唐の明器泥像は、店で買われて直ちに墓に埋蔵されたのではなく、葬儀の綺麗な車に飾られ人を魅了する挽歌の斉唱につれて、長安の大路を練って行ったという。したがってそれを見る観象の批評と競争から重ね重ねの禁令に拘らず、明器の土偶は次第に壮美洗練され、ついに幾多の傑作を出すようになった。細部まで克明に表現され、美しく発色した色調とが見事に溶け合い、えも言われぬ風情が醸し出されている。台板の丁寧な作りにも見られるように、工人の真面目で優れた手腕が発揮され、唐芸術の写実的で感覚的な豊かな性格を語る佳品。
唐朝が突厥に勝ち西域を開拓したのも、良馬と騎兵の功績なくしては成し得なかった事で、政府は絶えず牧場の監督と良馬を育てる事業を拡大し、馬政の期間と良馬を育てる法令の整備をした。

参照 : CS-134CS-103
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CS-143 CS-144

三彩王子瓶

藍彩長頸瓶
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 21cm×胴径 11.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

日本では王子形水瓶と呼ばれ、調和のとれた見事な曲線美は特別好まれる。金属器の形を模し、喇叭状に開いた口縁と卵形の胴には、緑・白・黄釉が美しく筋状に高台まで流れることにより、一段と品格ある佳品としている。
精良な白色胎土が用いられ、白化粧は認められない。8世紀初頭における最高水準の唐三彩の作風を示している。一面に貫入が生じている。
銅器は北魏時代から作例が知られ、唐時代頃まで仏器あるいは日常器として盛んに使用された。

参照 : CS-131CW-038
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 20cm×胴径 14cm
● 価格 : \ 問い合わせ

大きく膨らんだ胴部に長頸が付く。頸と肩部境界には鎮朱の貼花、肩部には大小の二重圏と草花文が刻花される。金属器の形を模している。

参照 : CS-035
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CS-141 CS-142

三彩鳳首水注

三彩倚坐女子
● 時代 : 盛唐時代
● サイズ : 高さ 25cm×横 12cm×奥行 10cm
● 価格 : \ 問い合わせ

胴中央前後に宝相華文を貼花し、総体には藍釉を施し、褐・白・緑釉で装飾する華麗な鳳頭形の異国趣味豊かな作品。貼花文による装飾は北朝時代後期より隋・唐時代にかけて盛んに行われる。均整のとれた美しさと華やかさにおいて、完成度が高い。「胡瓶」と呼ばれたペルシャからもたらされた注器を模している。

参照 : CS-041CS-110
● 時代 : 盛唐時代(8世紀後半)
● サイズ : 高さ 31cm×横 11cm×奥行 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

数多ある俑の中でも、最高にチャーミングな女子俑であり、女子俑の中でも最高位にランクされる坐俑。鼓型椅子に端座し、片足を膝に乗せ、袖部は白地に緑・褐釉をあしらった。褐釉の長衣と白地に緑彩の施されたショールを纏い、笙を持つ姿態を表わしている。ふっくらとした丸顔の髪・眉・眼には墨彩、髪飾り・頬には朱彩が施されている。彩釉の鮮やかな発色、造形の妙は例えようもなく華麗・上品。瑞々しい表情と気品に溢れている。単なる仕女ではなく、高貴な女性を表現したものであろう。いかにも繁栄を享受した当時の宮廷生活を偲ばせる。二十数年来の懇願・威しにより香港著名収蔵家より入手。
現在に知られる日本・欧米にある樹下美人式三彩俑の中でも恐らく一等にあげられる作品と思われ、優れた彫塑美が余すところ無く発揮されている。西安郊外貴族墓出土。

参照 : CS-097
参照本 :
世界陶磁全集J 隋・唐
平凡社版 中国陶磁B 三彩

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CS-139 CS-140

三彩杯盤

三彩杯盤
● 時代 : 唐時代(7〜8世紀)
● サイズ : 高さ 6cm×横 21.5cm
● 価格 : \ 350,000

盤上7個の杯と壺を乗せる。杯は盤の周縁に貼り付けられており、中央の壺だけ外れる。褐・藍・白釉を交互に美しく掛けており、目を射る美しさがある。胎土は白く、盤・杯共に白化粧は施されない。貴族が客をもてなすためのセットを三彩で作ったもの。かつて杯盤は三彩作品の中でも稀少の為、人気作品であり高価であった。

参照本 :
唐三彩展−洛陽の夢
相模屋美術店ビル落成記念 中国陶磁展
● 時代 : 唐時代(7〜8世紀)
● サイズ : 高さ 6cm×横 25cm
● 価格 : \ 380,000

盤に小杯・碗を組み合わせたもの。盤は身が浅く、口縁端部が丸い。低い輪高台を持つ。
盤内に7個の小さい杯、中央に丸壺が付けられる。褐・白・緑釉が交互に掛かる。 
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CS-137 CS-138

緑釉駱駝

三彩有蓋壺
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 28cm×横 23cm×奥行 12cm
● 価格 : \ 問い合わせ

頭を擡げ、頸を曲げ、大きく口を開けて嘶きながら歩く様を表わしている。2つの瘤は毛布に開けられた円孔から突出て、瘤の間には獣面が施された袋が垂れ掛けてある。
唐代の長安の街では、胡人が駱駝と共にメインストリートを行き来したのであろう。実に均整が良く、隅々まで緊張感のある出来映えを示しており、全体にも細部にも些かの破綻もない。愛玩に足る手頃な大きさも嬉しい。

参照 : CS-124CK-023
● 時代 : 盛唐時代
● サイズ : 高さ 29.5cm×胴径 26cm
● 価格 : \ 問い合わせ

世界の壺の中で、最も美しい壺の一つと言われる万年壺。白化粧され、その上に掛けられた透明の基礎釉に緑釉が焼成時に溶け合い、このように見事な線条に流れて独特の美を生み出した。
釉による装飾を完成した盛唐の陶工による華やかさと美しさに満ちたエキゾチックなデザインと高貴な輝きが相俟った貴族の理想美を表わしている。張り詰めた緊張感の見事に膨らんだ胴と、宝珠紐蓋のラインも美しい曲線を描き、陶器ならではの動きのある魅力的な意匠となっている。死後の永遠の食料を蓄える壺と考えられ、俗に「万年壺」と呼ばれる。白地の上に不規則に流れる釉は、陶器ならではの動きのある魅力的な意匠となっており、優美で格調高い作品としている。
出光美術館に蓋無しの類品が知られるが、本器は共蓋であり貴重。静嘉堂文庫美術館蔵品は唐三彩万年壺唯一の重要文化財。香港著名収蔵家旧蔵品。

参照 : CS-083CS-080
参照本 :
平凡社版 中国の陶磁B 三彩
やきもの名鑑E 中国の陶磁
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CS-135 CS-136

白釉加彩騎駱俑

三彩宝相華文三脚盤
● 時代 : 隋〜唐時代初(6〜7世紀)
● サイズ : 高さ 54cm×横 38cm×奥行 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

西安・洛陽の唐墓には、こうした胡人の乗る駱駝俑が多く副葬されている。唐代の長安の街では、実際にこのような胡人が駱駝に乗り、メインストリートを行き来したのであろう。砂漠や高い山の間を難儀を重ねて越えてきたアラブ・ペルシャあるいはソグドの商人である。
黄白釉上部分的に加彩を施し、鮮やかな三彩とは違う雰囲気の印象深い作品としている。加彩釉陶は三彩発展の前身といえる。迫力ある出色の造形は、中国の彫塑芸術と絵画芸術とが結合された芸術的価値の高い作品としている。西方を憧れ見る人々にとって駱駝は象徴的な存在であったのだろう。今見るものにも唐人の気持ちが伝わって来る。精神の安楽を与えてくれる作品であり、迫力ある大型品。
唐という時代ほど日本の多くの人に親しみをもって想起される時代はないのではないか。李白や杜甫といった詩人たちの詩歌、玄宗楊貴妃のロマンス、三蔵法師玄奘や鑑真の苦難に満ちた求法と伝道の旅などは日本のものと同じような気持ちで接しているのではないだろうか。洛陽収蔵家秘蔵品。

参照 : CS-061

● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 4cm×径 20cm
● 価格 : \ 問い合わせ

見込み外縁に一つの型による6つの宝相華を繋いだ印花文が巡り、中心には上から見た宝相華文が印されている。宝相華文は印花の陰刻線に従って黄釉が、地は緑釉が掛けられている。
三彩の呼称は後世のもので、19世紀に入って鉄道敷設工事が行われ、洛陽郊外で唐代の墳墓を破壊した際再発見され、イギリス人によって "Tang three clors" と呼ばれた事による。
唐三彩の盛期は則天武后の時代を中心とする、およそ30年余りの短い期間であった。

参照 : CS-063

 

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CS-133 CS-134

三彩宝相華文三脚盤

三彩馬
● 時代 : 盛唐時代
● サイズ : 高さ 6cm×径 29cm
● 価格 : \ 問い合わせ

見込み中央に宝相華文を刻し、褐釉の地を蝋抜きで魚子状に白く抜き、鍔状縁には藍釉を掛ける。銀盤の器形そのもので、装飾も銀器を写そうとしている。型押しで造られ、底には大きな足が三つ付く豪華盤。中央の宝相華文は白と藍釉で着彩される。画象によると果菓を盛りあげて貴人に供したことが知れる。

参照 : CS-063
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 34cm×横 37cm×奥行 14cm
● 価格 : \ 問い合わせ

馬も格好の俑の素材で、鞍と下鞍を付けた形で表現される。
馬は頭を僅かに傾け、口を少し開けて静かに立っている。馬体は褐釉が施され、鞍には黄・緑・白の三色の釉が掛けれらた鞍覆が敷かれる。恐らく布か毛布の表現であろう。静かな姿で馬の造形は真に迫り、体格は雄健、力量感がある。
唐三彩は20世紀初頭に、開封から洛陽に至る鉄道工事の際に唐墓から発見され、初めてその存在が知られるようになった。そしてその見事な造形と色彩の華麗さが瞬く間に世界中の人々を魅了、従来の中国陶磁のイメージは一新された。
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CS-131 CS-132

三彩長頸瓶

三彩十字花文合子
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 22cm×胴径 10.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

頸部は褐釉、喇叭口状に開いた口縁、卵形の胴には緑・白・褐色釉が渾然となって筋状に流れて美しい。頸部と胴部の段差、口縁・肩・胴部の刻線は銅製水瓶を模した形状であることを示しているが、金属器と違った陶器の温もりが美しい曲線美と共に魅力的であるし、釉の自然な流れとその流を押さえる技巧が絡み合って、自然で趣ある色の変化が出来ている。白化粧は施されず、胎土は白い。日本では王子形水瓶と呼ばれ特別好まれる形状。

参照 : CW-038
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 5cm×径 10cm
● 価格 : \ 問い合わせ

銀製の合子を写した香や薬・化粧品などの容器。蓋から身にかけて十字文白抜き藍・茶釉を施し、連続白色丸点を。間には花芯を茶釉で施した梅花を緑釉上に装飾する華麗な作品。
染織の蝋けつ染技法を応用しており、西方伝来のエキゾティシズムが漂い、盛唐期の華やかさと美しさに満ち、当時の人たちにとっても画期的であったと思われる。彩釉の鮮やかな発色が印象的であり、合子には実に美しい三彩作品が多い。
本品のような大型品は単独であり、3cmほどの品は組子であったろう。「陶説」には「合中の小合子は義子という」、又香合に限ったわけでないであろうが、はっきりと香合といっている。

参照 : CS-100CS-099CS-090
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CS-129 CS-130

三彩牽駝俑

三彩舞女
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 35.5cm×横 13cm×奥行 10.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

崑崙人を象ったもので、両手は拳を握ってしっかりと手綱を執り、駱駝を見据えている。折れ襟で重ね襟。左前の上着と膝までの丈の袍を身に着け、腰を帯で締め、長靴を履いている。着衣には褐・緑釉が掛けられ、顔は墨彩・朱彩が施され生き生きとした表情に陶工や技の冴えが見られる。国際都市長安や東都洛陽などでは半ば日常的に紅毛朱髪の胡人・崑崙人・黒人が見られ、俑の格好の素材になった。崑崙人と呼ばれていたのは南海、或いはインド洋付近に住むと考えられていた人々。彼らは暫々宮廷に献上され「崑崙奴」と呼ばれたりした。三彩釉の麗しさも盛唐の匂うような文化の香り・雅を伝えている。盛唐の陶工は誠に余裕綽々としてデリケートな姿態を表現するものだ。唐の文化の成り立ちが「胡風」あふれる文化であったからこそ、その世界の中で日本からの使節も留学生も何の違和感なく受け入れられ、唐王朝の宮廷の役人にまでなることが出来た。
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 32cm×横 13cm×奥行 11cm
● 価格 : \ 問い合わせ

白抜き文様の有る緑色の長裾、茶色のショールを重ね着、幾分腰を捻り、左手は裾を摘み、右手を振り、反り上がった如意頭形鞋を履く舞女。頭部は褐色で塗り、髪飾りと口には朱彩・髪・眼・眉には墨彩が施されている。西安貴族墓の副葬品・壁画を見ると当時の貴人の回りには男性には食を携え、女性には化粧道具や種々の飾りを持ち、楽人や舞人を含め多くの侍女が仕えた様子が描かれている。昔から墓の盗掘は盛んであったが、墓の中から盗み出すのは金銀財宝で、唐三彩は縁起でもないと商品価値はなかったため、今も三彩器は残っていることが多いのが幸い、今こうして美しい作品が我々は見られる。

参照 : CS-085
● 別角度画像 → 裏・側面表情底面 ● 別角度画像 → 裏・側面表情底面

CS-127 CS-128

藍彩馬

三彩胡人俑
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 12cm×横 11cm×奥行 4.5cm
● 価格 : \ 150,000

染色の蝋けつ染め技法を応用し、白抜き藍釉一色を施すミニチュア馬。ミニチュア作品は主に貴族・子女の明器とされる。馬は戦争にはもちろん南船北馬といわれるように、華北の交通にも絶対に欠かせないものだった。そこで優良種を輸入し、飼育するのは国家の大切な仕事になる。唐代には乗馬が流行し、婦人まで長安の街を闊歩した。

参照 : CS-086CS-065CS-047
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 47cm×横 18cm×奥行 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

隋の煬帝から始まる活発な西域経営により、洛陽には多くの個人が蓉ろした。先端が前に折れたフエルトの胡帽を被り、襟の有る筒袖の長衣を腰の辺りで束ね、靴は尖靴と呼ぶ太めのブーツを履いている。深い目と高い鼻、鼻下の跳ね上げた八字ひげ、顎をすっぽりと包む濃いヒゲが胡人の特徴をとらえている。胡人がすっかり漢族の生活に融け込んでいた唐代の風俗を物語る。馬子が手綱を引く構えであって、両手の動作に力がこもっている。三彩釉の発色・造形ともに優れた俑。駱駝と胡人は西方世界に深い関心を持つ唐の文化人の特に愛好したもの。
三蔵法師玄奘が印度へ教典を取りにいった7世紀の時代、その紀行文(大唐西域記)を見ると西域の人は皆(高鼻深眼)と書いてあり明らかにイラン系の特徴である。
● 別角度画像 → 前部後面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面

CS-125 CS-126

三彩刻花鳥文盤

印花蓮珠胡人文獣頭文杯
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 5cm×径 27cm
● 価格 : \ 問い合わせ

蓮花とつがいの鴛鴦が刻花で緑・黄・白釉の三色で表わされる宋三彩。稚拙な図柄が微笑ましい。
CS-108と同墓出土品。

参照 : CS-037
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 11cm×横 18cm×奥行 11.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

西アジアの角杯・リュトンをモデルにしたもの。本来、犀や牛の角を刳り貫いて杯にしたもの。六角面取り。各面の文様装飾の周辺部には葡萄・花実文が浮彫り状に表わされている。獣首は獅子の特徴を示す口を開け、牙をのぞかせる。全体を半分ずつ型で成型し、継ぎ合わせて作られている。動物の頭部を表した角杯は唐時代に相当流行したらしく、その材質も白磁の他に三彩の象耳杯や鴨型角杯(参照:CS-112)緑釉龍首杯などがあり、また瑪瑙で作られた羊頭杯(参照 : GK-639)など多種多彩であるが、とりわけ優れた作行きの佳品である。
● 別角度画像 → 裏面側面拡大 ● 別角度画像 → 裏面前後拡大底面上面

CS-123 CS-124

黄白釉打馬球俑

三彩駱駝
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 18.5cm×横 19cm×奥行 10.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

右手にスティックを持ち、球を打つポロの姿態を表現する。ポロはペルシャから中国に伝わった後、皇帝に大層好まれ、太宗から玄宗・宣宋・僖宋に至るまで、皆このスポーツが上手だったし、長安城の高官や裕福な家の子弟や宮中の宮女子に至るまで、この球技を好んでブームとなり、貴族や役人の家でも自分でポロの球場を作っていた。馬・人物ともに動きのある姿態を上手く纏めた陶匠の表現力は見事といえよう。唐代の人々が奔放で開豁だったことを物語っている作品。ポロは宋代に至ってからは「重文軽武」の風潮が盛んになり、衰退した。過去の盗掘では盗み出すのは金銀財宝で、唐三彩など商品価値は無かったため捨て置かれ、幸い三彩器が残っていることが多いという。
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 41.5cm×横 35cm×奥行 13.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鎮墓俑の大型化、過度の装飾性が進む一方、一般の俑には生活場面や日常の再現性を重視した鎮墓の俑とは異なる精神性を反映した造形も見られる。動物の俑も多種多様にわたるが、駱駝と馬の俑は唐三彩の動物俑を代表するもの。紅毛朱鬣の胡人に引かれた駱駝の姿は異国情緒たっぷりで、俑の格好の素材となった。全体緑・白・褐色の釉を掛け、2つの瘤は毛布に開けられた円孔から突出ている。釉の発色、特に良好。駱駝の生態を良くとらえ、造形は精美である。普通、駱駝の横にある駱駝夫が立って副葬される。駱駝と胡人は西方世界に深い関心を持つ唐の文化人の特に愛好したものであり、キャラバンによって運ばれてくる西方の物資は長安の町に溢れ、玄宗皇帝の時代はイラン文化が天下を風靡した。

参照 : CS-021
● 別角度画像 → 裏面側面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏面前後拡大底面

CS-121 CS-122

三彩鳳首瓶


三彩鶏

● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 7cm×横 3.5cm×奥行 3.5cm
● 価格 : \ 80,000

胡瓶のミニアチュア。
年代のわかっている最も古い唐三彩は706年に造られた永泰公主墓のもので、安禄山の乱(755年)以後は作られた形跡が無い。僅か半世紀の間でその前後関係もよくわかっていない不思議な焼き物といえよう。
参照 : CS-013
● 時代 : 唐時代
● サイズ : 高さ 10cm×横 9cm×奥行 3.5cm
● 価格 : \

このような小型の動物俑も生活場面や日常の再現性を重視したものであり、漢代の俑と通底する精神性を感じさせる。

参照 : CS-006
● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏面前後底面拡大

三彩  Page5|Page4Page3Page2Page1

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