甘粛省、仰韶文化・半山類型。
紀元前24〜20世紀の作品とは思えない斬新な意匠の数少ない極小人面壷。中国の新石器時代を代表する彩陶は、黄河中流域の仰韶文化半坡期に始まる。彩陶は正確には彩文土器と呼ぶべきであるが、中国には土器の名称が無く、陶器(彩陶)とされる。スウェーデンのアンダーソンが彩陶を発見した事から、アンダーソン土器と呼ばれていたが、今では適当とはいえない。
彩陶の最も古いタイプはBC5000〜4000年頃の仰韶文化。下限は大文口文化のBC4000〜BC2300頃で、約3千年余りの長い期間作られていた。このような新資料の人面壷によっても、彩陶が祭祀や宗教などの土器としての意味が大きいとされる。 |