| ● 時代 |
: 明末〜清時代(17世紀) |
| ● サイズ |
: 径 15cm × 高さ 2,5cm |
| ● 価格 |
: \  |
中国 明末清初の動乱期に景徳鎮民窯で製作された五彩磁器のうち、日本で「南京赤絵」と呼ばれている作例。
百足を突っつく一羽の雌鳥と五羽の雛、鶏頭花に竹・蝶などが描かれているこの図は「五子登科図」と呼ばれ、絵画の画題として好んで描かれている。
その意味は五人の子供全てが科挙に合格する=官吏になるための国家試験に合格し、立身出世を果たす吉祥慶寿の文様である。また鶏頭花も鶏の鶏冠も官吏の冠を表し、いずれも科挙に合格して官吏になる願望を示している。五彩色釉が濃密鮮麗で極めて美しい。現在は清朝陶磁の値上昇が激しいが、今後は南京赤絵も同様中国で見直され日本にある品が移動するであろうと思われる。
天啓は明末の万歴に続くたった7年の短い時代(1621〜1627)であり、万歴の末年から天下が乱れ、北には満州族が決起して一大勢力を築き、景徳鎮窯は管陶官が去って御器廠は廃止となり、自由奔放な作風の雑器が量産された。日本伝来品。 |
| ● 時代 |
: 明末時代 |
| ● サイズ |
: 径 10,5cm × 高さ 2,5cm |
| ● 価格 |
: \  |
景徳鎮窯。
二重圏線を施した内側に珠玉と戯れる双龍を線刻。黄釉地に緑と紫色の龍を意匠する。裏面の側壁は瑞雲と蝙蝠を線刻、黄地に紫と緑釉を掛ける。底裏には嘉靖独特の回青と呼ぶ呉須で二行銘「大明嘉靖年製」が記されているが二重輪がないので民窯の作品。日本に古くから茶方向付として将来されており、古桐箱入。
華やかな中にも明るい侘びがあり、親しみやすい成興を呼ぶ。嘉靖45年間は景徳鎮地方は兵禍もなく、天災も少なく無事に平穏の日が長く続いたので景徳鎮の窯業は年とともに栄え、明初景徳鎮の御器廠の数は20座であったが、嘉靖年間には58座に増えたと言われる。
本品は中国で雑彩とよんでいる色絵であり、赤字緑彩・紫地青彩などいろいろの技法種類の品が作られている。 |