明の赤絵・五彩 Page1
CA-037

黄釉刻花龍文盤陶片
● 時代 : 明・弘治時代(AD1488〜1506)
● サイズ : 高さ 4.5cm×口径 20cm
● 価格 : \ 120,000

景徳官窯。
見込み中央と外壁に戯珠龍文が線刻される。

参照 : CA-033
● 別角度商品画像 → 表面銘部側面拡大

CA-035 CA-036


黄釉暗花龍文洗


法花龍文柑子口瓶
● 時代 : 明・弘治時代
● サイズ : 高さ 8cm×胴径 20cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
胴面には火焔宝珠を追う走龍が線刻され、底裏には「大明弘治年製」銘が重圏内に記される。
● 時代 : 明・嘉靖時代
● サイズ : 高さ 29.5cm×胴径 15cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
絞り出しの線で文様の輪郭を描き、内側に色釉を充填する技法の「法花」は、16世紀山西一帯で焼造された。柑子口に似たものに桔梗口・法華口・胡桃口などがある。
● 別角度商品画像 → 側面裏側拡大内側底部 ● 別角度商品画像 → 裏・側面拡大口部底面

CA-033 CA-034

黄釉刻花龍文盤

南京赤絵花鳥文小碗5客
● 時代 : 明・正徳時代(AD1506〜1522年)
● サイズ : 口径 21.5cm×高さ 5cm
● 価格 : \

景徳鎮官窯。
全体に黄釉が掛けられ、見込みと外壁2区に戯珠龍文が刻される。正徳の黄釉は明るく艶やかで、成化の黄釉とともに評価される。底裏には「正徳年製」の楷書銘が重圏内に記される。明時代中期の成化・弘治・正徳の三朝の産品にはよく似た時代的特徴がある。形式・法量・文様・製造技術などは小異はあるにしてもほぼ等しい。

参照 : CB-105
● 時代 : 明末時代〜清時代初期
● サイズ : 高さ 5.3cm×口径 9.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
柄違いの鳥文を伸びやかな筆致で描いた茶杯。図柄は日本の伊万里焼に大きな影響を与えた。
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CA-031 CA-032

五彩唐子紋筆

黄地緑彩龍文盃
● 時代 : 明・万暦時代
● サイズ : 長さ 22cm×径 1.8cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
硯と共に不可欠の筆は文人の最も身近な日用品であり、実用の筆とは別に賞玩用の筆が製作された。素材はそれこそあらゆるものが用いられているが、陶磁製で筆帽も揃っている品は稀少。唐子花文も珍品。「大明萬暦年製」銘。
明窓浄机のもと、良い文房具を飾って賞玩することは文人の嗜みである。桐箱添伝来品。デイヴィドコレクションに同品が収蔵されている。

参照 : GK-093CQ-024
参照本 : ELEGANT FORM AND HARMONIQUS DECORATION
● 時代 : 明・嘉靖時代(1522〜1566年)
● サイズ : 口径 7cm×高さ 5cm
● 価格 : \

景徳鎮官窯。
黄地上、2頭の走龍を線刻し、緑彩を施す。磁胎に直接低火度色釉を施す「素三彩」の技法は、正徳年間に流行した。
底裏には「大明嘉靖年製」の楷書銘を記す。枠無し銘は嘉靖期に始まる。
● 別角度商品画像 → 裏面拡大桐箱 ● 別角度商品画像 → 裏面側面内側底面拡大

CA-029 CA-030

赤絵草花鳥文盃

紅緑彩蓮魚藻文瓶
● 時代 : 明・万暦時代
● サイズ : 口径 7.8cm×高さ 4cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
● 時代 : 明初時代(14世紀後半)
● サイズ : 胴径 13.3cm×高さ 26.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
胴面には魚藻文図、口縁内側には唐草文、首の上部は芭葉文・七宝繋ぎ文・蓮弁文、下部はラマ式蓮弁文と空間を紅緑彩で埋める。元の青花磁器に多用されたモチーフがそのまま使われている玉壺春形瓶。
ゆらゆらと揺れ動く水藻の中に生き生きと躍動感をもって相違する3匹の魚が描かれる魚は「詩経」の「魚藻」に歌われるように吉慶の比喩に用いられ、また古くから詩歌において恋人を寓意したし、当時華南で流行していた民間絵画との関係も指摘されている。
明初時代の紅緑彩作品は、近時の発掘により遺品が多く知られることとなったが遺品は少ないもの。16世紀嘉靖年間は明代を通じて最も雅趣に富んだ作例の多い時代で、我国で古くから茶人が古赤絵として愛玩している作品が多いが、それらに先行する作品。

参照 : CB-135CB-111CB-088
● 別角度商品画像 → 裏・側面内・底面拡大 ● 別角度商品画像 → 裏・側面拡大底面

CA-027 CA-028

五彩牡丹唐草獅子文壺一対

五彩開光花鳥果文盤
● 時代 : 明末〜清初時代
● サイズ : 胴径 8.5cm×高さ 15cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
茶壺として多く作られた品であるが、共蓋品は稀少。
一対、古桐箱添。

参照 : CQ-056
● 時代 : 明・嘉靖時代
● サイズ : 高さ 2.4cm×横 10cm×奥行 9cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
内面開光式内には花果株、樹上に鵲が、四囲には花唐草文が、背側面には花唐草繋ぎ文が描かれる。青花、上絵の色調は濃艶濃厚であって嘉靖期の特色。底裏に二重方郭が青花で描かれる。鵲は古来より鳴声が吉報を吉報をもたらすと考えられ、しばしば描かれた。
嘉靖期には明時代を通じて最も大量の磁器が生産されたので、伝世器物も多い。また民窯における五彩磁の発展は、嘉靖期が最も顕著であった。香港著名古美術商 C.C.ライ旧蔵品。
● 別角度商品画像 → 側面裏面拡大胴部桐箱 ● 別角度商品画像 → 内側底面拡大

CA-025 CA-026

五彩西遊記図壺

紅緑彩蓮池水禽文壺
● 時代 : 明・嘉靖時代(1522〜66)
● サイズ : 胴径 13.5cm×高さ 20cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
主文様の如意棒を手に分身して神将と闘う猿は、まさしく孫悟空、西遊記である。やや古調を帯びた作風の五彩で一般の五彩に比べると赤の部分が多く、しかも赤の色が濃く、いかにも赤絵という表現に相応しい。多色の色彩が壮麗で、主題を巧みに表現している。類品に「大明嘉靖年製」銘が知られるが、本品は青花で二重圏内 「富貴佳器」 「富貴長命」銘とともに金襴手碗に多い。
古赤絵は自在な絵付けと濃厚な色彩が魅力であり、我国の茶人には菓子鉢が特に珍重された。海外コレクションには古赤絵は多くない。本品も日本伝来品。昭和初めには東南アジアから日本へこの種の五彩が運ばれ、中国で輸出用として製作されたものであろうといわれた。製作年代は嘉靖年間か、或いはそれより僅か前、凡そ16世紀というのが一般的な見方。

参照本 : 世界陶磁全集M 明
● 時代 : 明初時代(14世紀後半)
● サイズ : 胴径 18cm×高さ 17cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
頸部は菱文、肩部は牡丹唐草文、裾部はラマ式蓮弁文、中央部には蓮池水禽文を紅・緑彩で描く。胴裾にラマ式蓮弁文を描くのは、明初の釉裏紅によく見られる。宣徳五彩に先行する民窯の五彩。青花を加えた官窯の五彩にしろ上絵のみの民窯五彩にしろ、五彩磁は16世紀に入って盛んになった。

参照 : CB-135CB-088
● 別角度商品画像 → 裏・側面底面拡大胴部 ● 別角度商品画像 → 側面裏側拡大底面

CA-023 CA-024

五彩開光蓮池水禽魚貝文六角皿対

五彩家鳥文皿
● 時代 : 明・崇禎時代
● サイズ : 径 13cm×高さ 3cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
● 時代 : 明〜清時代
● サイズ : 口径 21cm×高さ 3.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
中国民末清初の動乱期に景徳鎮民窯で製作された五彩磁器のうち、日本で「南京赤絵」と呼ばれている作例。白濁ぎみの白磁胎を用い、その見込みに百足をつっつく一羽の雄鶏と六羽の雛・鶏頭花に竹・蝶などが描かれている。「五子登科図」と呼ばれるもので、天啓元年の序文をもつ「八種画譜」のうち、「草木花詩譜」の鶏頭花図や万暦31年の序文をもつ 「歴代名公画譜」 所収の家鶏図など絵画の画題としても好んで描かれている。
その意味は五人の子供が全て科挙に合格する ― 官吏になるための国家試験に合格し、立身出世を果たす吉祥慶寿の文様。鶏頭花も鶏のトサカも官吏の冠を表し、いずれも科挙に合格して官吏になる願望を示している。高台内には青花で二重枠に福の字、高台は硅砂を敷いて焼造した砂高台。
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CA-021 CA-022

五彩開光蓮池水禽魚貝文六角皿

五彩鳥文玉壺春瓶
● 時代 : 明・崇禎時代
● サイズ : 径 24.5cm×高さ 4cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。

参照 : CA-009
● 時代 : 明時代(15〜16世紀)
● サイズ : 胴径 12.5cm×高さ 21.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
嘉靖期を中心に景徳鎮民窯で製作された作品は、規格的な感のある官窯作品に比べて自由な画題の選択と伸びやかな描線に魅力がある。胴には孔雀・鶴・山鳥の雌雄が花と一緒に主文様として描かれる。我国で古赤絵と呼ぶ様式。全体を六層に分けて文様を埋め尽くしているが、白地を効果的に取っているため、繁縟さを感じさせず多色の賦彩は当時流行した漆器の「紅花緑葉」と関係があるのかもしれない。底裏には青花で天啓時代に多い「長春佳器」銘が二重枠内に記されるが、本品は嘉靖時代作品であり、初見。
我国で知られる古赤絵の多くはインドネシアのジャワ・セレベス両島地方から齎されたもので、この類は明初より南方初頭から中国に輸出した香料・医薬の代償品であったと考えられている。本品もインドネシア出土品。日本で愛された「古赤絵」と呼んで賞玩してきた16世紀の民窯五彩は明代景徳鎮民窯の花とも言うべき存在であり、赤という色彩のもつ奔放な力を押さえ込むことなく他の色彩と反響させることによって純粋に見るものの目を楽しませる華やかで豊かな装飾世界を展開した。
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CA-019 CA-020

赤絵龍文盤

五彩花蝶文皿10枚
● 時代 : 明・嘉靖時代
● サイズ : 径 19.3cm×高さ 4cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
我国では古赤絵と呼ぶ様式。赤を基調とした雲間を飛翔する有翼の5爪の龍。外側には4匹の走龍文を描く。高台内には「嘉靖丙平遥府申歳造」と赤色銘。帝王年款でなく皇室周辺に関わるものと推測されている。嘉靖15年(1536)の作品。北京首都博物館蔵に同作品が知られるが、古赤絵の貴重資料。
● 時代 : 明末〜清時代
● サイズ : 径 15cm×高さ 2.6cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
南京赤絵といわれる型押成形皿。稜花形、口縁は「口紅」と呼ぶ。酸化鉄の顔料を施し、緑・花・黄釉でもって花蝶を描く。底は砂高台。蝶は八十の長寿を意味する「てつ」に音通する吉祥文様。

参照 : CA-011
● 別角度商品画像 → 裏面平置き拡大参考本 ● 別角度商品画像 → 近影上面拡大底面

CA-017 CA-018

五彩花鳥文瓶・対

五彩開光蓮池水禽魚貝文六角皿
● 時代 : 明・万暦時代
● サイズ : 胴径 6.5cm×高さ 14.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
樹枝に喜びごとの到来を知らせる瑞鳥とされるカササギが二羽描かれる。五彩の彩りは濃密で、艶やかな色調を見せる。身近に置いていたであろう明代貴族生活の高級なる文化度には感心させられる。
来歴:CC・LAI (香港)
● 時代 : 明末時代(17世紀)
● サイズ : 口径 21cm×高さ 3.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
高台内に二重の枠で囲った「二重角福」銘。

参照 : CA-009 
参照本 : 「明末・清初の五彩磁器、南京赤絵、康煕五彩」
● 別角度商品画像 → 裏面図柄底面拡大 ● 別角度商品画像 → 裏面平置き拡大

CA-015 CA-016

五彩矢立

紅緑彩人物文梅瓶
● 時代 : 明末時代
● サイズ : 長さ 25cm×高さ 4cm×横幅 4.5cm
● 価格 : \

天啓赤絵の矢立であり初見の珍品。天啓は明朝喜宋の治世7年間(1621〜7)の年号で、この年款のある簡素飄逸な赤絵の器が我国に多く遺存。天啓赤絵は中国では遺品が稀で、我国にだけ多く珍蔵されていることから、恐らく日本向けの輸出品であったといわれる。
本品は日本独自の矢立形状(墨壺に筆を入れる筒が付き、帯に差込みなどして携帯。武将が陣中で箙の中などに入れて携帯した硯箱が始め)。筒部は左右に相反する龍、墨壺蓋部は鳳凰を主文様とし、空間は密に雲文で極密に埋め尽くす濃艶な配色。
握手元部には 「大明萬歴年製」 が青花で二重長方枠内に描かれる。墨壺・筆納入筒・内部は使用後の墨が付着する。万歴官窯五彩独特の頽廃美といえる奔放さを濃艶な青花と上絵具で作り上げている。
● 時代 : 明時代(16世紀)
● サイズ : 高さ 32cm×径 19cm
● 価格 : \

大きく3層に分けた肩部は牡丹唐草文、下部はラマ式蓮弁文を。主文様には八人の仙人が誕生祝に集まる「八仙慶寿」が人物の表情や姿を生き生きと写しとり、のびのびと自由な筆で描かれる。全体赤色が勝り装飾的であり、独特の風格を見せている。紅緑彩は景徳鎮の彩磁の主な彩料で早くから使われており、明初には頻繁に用いられた。我国では古赤絵と称し、古赤絵とは清朝初期の南京赤絵と区別し、明の成化〜万暦時代景徳鎮で造られた輸出専門の民窯を指している。紅と緑を基調とした賦彩は当代流行した漆器の「紅花緑葉」と関係があるといわれる。
比較的碗や鉢の多い古赤絵の中にあって、梅瓶というのは数少ない例である。明代後半期の民間の経済発展に裏付けられて景徳鎮民窯は手工業として著しく発展。青花も引き続き官・民窯で生産されるが、この磁器景徳鎮磁器は繁褥な色絵が主流となった。
「古赤絵」 「万暦赤絵」 「金襴手」などもこの時期の精華。

参照 : CB-088
● 別角度商品画像 → 上面内部筒部後・底面拡大 ● 別角度商品画像 → 側面底面拡大

CA-013 CA-014

五彩花鳥文角皿5枚

紅彩瓢瓶
● 時代 : 明末〜清時代(17世紀)
● サイズ : 9cm角 × 高さ 2,5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
南京赤絵と呼ばれる型押成形の角皿。周囲は青花雷文繋ぎ、中央は花鳥を描く。色釉は明度の高い色調の黄・緑・赤と美しく映え、五彩磁器の色彩的な効果を発揮している。会席料理の皿として大いに珍重されたのは、薄暗い日本の家屋にあって一際鮮やかな色合いを見せたことによろう。高台内には二行青花銘「大明成化年製」。この種の南京赤絵は日本の伊万里磁器、中でも柿右衛門様式の形成には大きな影響を与えた。日本伝来品。
● 時代 : 明嘉靖時代(1522〜1566)
● サイズ : 高さ 18.3cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
均整のとれた瓢箪型の小瓶。全面紅釉を塗り、高台内に「富貴佳器」が青花で記される。瓢箪型の造型は嘉靖・万暦の時期多く作られ、又この上に金彩を施す金襴手の作品は古くから日本人ことに茶人の好みにあったため、優品が伝来現存しており、いわゆる古染付・古赤絵・祥瑞などと共に世界でも他国では余り見ることの出来ない日本特有の鑑賞度によって取り上げられた中国陶磁であるといえよう。軽量であり、酒器としてまさに適寸法。
北大路魯山人はこの紅釉を特に好み多様な作品にいかしており、織部釉と共に評価の高い作品が知られる。「富貴佳器」 「富貴長命」銘は嘉靖時代に始められた。日本伝来箱添。
● 別角度商品画像 → 内側底面拡大 ● 別角度商品画像 → 後面底面拡大

CA-011 CA-012

五彩家鶏文皿

黄地緑彩雙龍戯球皿9枚
● 時代 : 明末〜清時代(17世紀)
● サイズ : 径 15cm × 高さ 2,5cm
● 価格 : \

中国 明末清初の動乱期に景徳鎮民窯で製作された五彩磁器のうち、日本で「南京赤絵」と呼ばれている作例。
百足を突っつく一羽の雌鳥と五羽の雛、鶏頭花に竹・蝶などが描かれているこの図は「五子登科図」と呼ばれ、絵画の画題として好んで描かれている。
その意味は五人の子供全てが科挙に合格する=官吏になるための国家試験に合格し、立身出世を果たす吉祥慶寿の文様である。また鶏頭花も鶏の鶏冠も官吏の冠を表し、いずれも科挙に合格して官吏になる願望を示している。五彩色釉が濃密鮮麗で極めて美しい。現在は清朝陶磁の値上昇が激しいが、今後は南京赤絵も同様中国で見直され日本にある品が移動するであろうと思われる。
天啓は明末の万歴に続くたった7年の短い時代(1621〜1627)であり、万歴の末年から天下が乱れ、北には満州族が決起して一大勢力を築き、景徳鎮窯は管陶官が去って御器廠は廃止となり、自由奔放な作風の雑器が量産された。日本伝来品。
● 時代 : 明末時代
● サイズ : 径 10,5cm × 高さ 2,5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
二重圏線を施した内側に珠玉と戯れる双龍を線刻。黄釉地に緑と紫色の龍を意匠する。裏面の側壁は瑞雲と蝙蝠を線刻、黄地に紫と緑釉を掛ける。底裏には嘉靖独特の回青と呼ぶ呉須で二行銘「大明嘉靖年製」が記されているが二重輪がないので民窯の作品。日本に古くから茶方向付として将来されており、古桐箱入。
華やかな中にも明るい侘びがあり、親しみやすい成興を呼ぶ。嘉靖45年間は景徳鎮地方は兵禍もなく、天災も少なく無事に平穏の日が長く続いたので景徳鎮の窯業は年とともに栄え、明初景徳鎮の御器廠の数は20座であったが、嘉靖年間には58座に増えたと言われる。
本品は中国で雑彩とよんでいる色絵であり、赤字緑彩・紫地青彩などいろいろの技法種類の品が作られている。
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CA-009 CA-010

五彩開光蓮池水禽魚貝文六角皿

南京赤絵蟹文皿二枚
● 時代 : 明祟禎時代
● サイズ : 口径 24cm × 高さ 4cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
南京赤絵といわれる品。六角入隅の器形をまだ器胎が柔らかい間に凸型を使って型打ち成型した皿。
見込の入隅六角形にはびっしりと蓮池に水禽・白鷺や飛鳥・水草などが細やかに描かれ、周辺部は六区画に分け、窓を設けてその中に海老・亀・蛙・蟹・巻貝などの魚介具類を描き、地紋には青海波・紗綾形・七宝・籠目・亀甲・毘沙門・亀甲などを充填している。色釉の種類も豊富でやや茶色がかった赤に、黄・緑・紫・青・水色などを用い、微妙な色釉の組み合わせと繊細な描法で賑やかで鮮やかな色調の作品に仕上げている。南京赤絵の皿の中でも色絵祥瑞鳳のパターンもあり、色彩的には康煕五彩磁器への展開を予感させる色使いの作品。高台は砂高台。類品の多くは七寸であり、本品は八寸と大きく華麗な図柄が極めて鮮烈で美しく目を射る。
本来「南京赤絵」とは基本的には青花(染付)を用いない白素地上に、色釉だけで彩色を施した作品をさし、実際本図柄の類品は青花を用いない品が殆どであって、本作品のような青花を併用している品は初見。「明末清初」と呼ばれる16世紀末から17世紀末は大きな変革期であり、ヨーロッパ文明の広がりと共に西洋世界と東洋世界の交渉が図られ、本格的な文物の交流が開始。明文化の拡散・普及・定着していった時期で文化史的にも重要な時代である。中国明清文化の日本に及ぼした影響の一つとして、又日本の色絵磁器の成立と展開を考え研究を進める上で、明末清初の陶磁は今後ますます貴重な資料といえよう。
● 時代 : 明末時代
● サイズ : 径 13cm × 高さ 2,3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

二重線で囲んだ雷文の中央に蟹を青花で描き、地を黄釉で埋めている。裏面は高台脇に簡略化した剣先文を巡らし、地は黄釉をかけた花台内は角福銘を青花で書く。
明時代末天啓年間(1621〜27)には景徳鎮の官窯は衰微したため、官窯の製品は製作されなかったようで、その伝世品を見ることは出来ない。しかしこの時期の景徳鎮民窯は、かえって活況を呈し、自由奔放な作調の青花磁器が量産された。これらの作品の一部には「天啓年製」などの青花銘があることから「天啓染付」と呼ばれる。日本では特に「古染付」と呼んで珍重し、主として日本向けに輸出された。赤・緑・黄・紫・褐・黒色など五彩・三彩作品が多く、本作品の如く黄釉一色は非常に珍しい。恐らく初見の図柄で、殊の外雅味有る作品であり、北大路魯山人の名品として知られる鉄絵蟹絵皿を彷彿とさせ、陶匠のセンスの冴えは見事といえる。異図柄を集め寄せ向とする楽しみを湧かせもしてくれる作品。

※ 参照 : 書籍参考画像
● 別角度商品画像 → 平置き底面拡大 ● 別角度商品画像 → 裏面底面拡大

CA-007 CA-008

赤絵婦女図盤

五彩龍文碗
● 時代 : 明・嘉靖時代
● サイズ : 径 20,5cm × 高さ 4,5cm
● 価格 : \

明代中・後期では官窯よりも民窯の方が活況を呈するようになり、特に16世紀嘉靖期を中心に焼かれた民窯五彩を我国では「古赤絵」と呼び慣わしている。
共通する特徴は、青花を使わずに赤を主体に文様を描き、緑色と黄色で色付けする手法である。多くは貿易陶磁として輸出され、中国本土より輸出先で珍重された。主として東南アジア・日本・中近東に渡っている。
昭和初期に多量の古赤絵が主としてインドネシアから招来され、けれん味のない自由な絵付けが画家や文人に愛された。
本品もゆがみ・傷による金直しなど、完全でないところに魅力を見出した茶人によって菓子器として伝わっている。高台内には赤で元のパスパ文字が描かれる。年款の無いのが普通の古赤絵であるが、ほとんど「大明嘉靖年製」銘であって、45年という長期の嘉靖年間には様式上いろいろな変化があった。
● 時代 : 明末〜清初
● サイズ : 径 7cm × 高さ 5,5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
明末から清初の動乱期に作られた南京赤絵といわれる品であり、素地が硬い質感を持つ。
口縁部の反った四角形を入隅とし、胴の四方と見込みに円窓を設け、中に四爪の竜を配している。高台内には「嘉靖年製」の染付銘が記されているが、書体作風からいって嘉靖期の製品ではなく、嘉靖五彩磁器の作風を手本として日本から注文して製作された嘉靖写しの五彩磁器。口縁部に加えた口紅が、しっかりとまとめた感じのものとしている。寸法から小向付として5客有ったものであろうが、酒盃として適当な寸法が嬉しい(替茶器としても可。)
茶方では古くから「嘉靖升鉢」と呼び珍重してきた品が同模様で知られる。伊万里や古九谷様式の日本色絵磁器に大きな影響を与えた南京赤絵は、今後ますます評価されよう。
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CA-005 CA-006

闘彩騎馬人物文脚杯

色絵鳳凰形水注
● 時代 : 明時代
● サイズ : 口径 6,8cm × 高さ 8cm
● 価格 : \

馬上人物、夫婦と思われる2人が樹間を逍逢する楽しい図柄。珍しいのは闘彩である事。成化年間に完成された豆彩(闘彩)の緑色を主調とした淡い調子の賦彩が本作品においては、緑・朱・黄色の3色によって絶妙に施されている。素画で書かれたこの手の染付馬上杯はまま見られるが、本品は染付の絵付けも丁寧、造型も極めて鋭く口縁は切れる程薄造り。
見込みは「福」、字が染付で描かれ白の発色も美しく、景徳鎮の陶技の見事さが凝縮した精巧・入念の作で愛玩に足る美品。あまり例の無いいわゆる雲堂手の高脚杯で、画風からすれば、明時代も前半の作であり成化からほど無い時期16世紀初の闘彩は極めて稀少。
香港某美術館放出品。
● 時代 : 明時代 (16世紀)
● サイズ : 幅 17cm × 高さ 26cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鳳凰形につくった型作りの水注(ケンディ).。鳳凰は赤・緑・黄・の上絵具で飾られ裾の尾羽根もきっちりと描かれている。ジャカルタ博物館に類品。トプカプ宮殿コレクションにも所蔵(1990年出光美術館開催「トプカプ宮殿秘蔵・東洋陶磁の至宝展」で紹介)されるが、ほとんど類品のない珍品。嘉靖期の景徳鎮民窯産の古赤絵。インドネシア小島の寺院より近時購入。(インドネシアには多くの中国陶磁伝来品がまだ眠っている)

※トプカプ宮殿の品は円筒形口先端に銀製の覆輪。高台は銀製台。胸部にルビーを貼付等本来の姿を大幅に変えており原型をとどめる本品は貴重。
● 別角度画像 → 裏側 | 見込 | 底部 ● 別角度画像 → 裏側 | 底部

CA-003 CA-004

色絵鉢

色絵壷
● 時代 : 明時代
● サイズ : 径14,5cm
● 価格 : \

タイでは長い間中国陶磁に馴染んできたため、タイの王室はアユタヤ時代末期(17世紀)からタイ風の文様を持つ特別の磁器を中国に注文した。それらはベンチャロンと称し、珍重される。ベンチャは”五”を表わし、ロンは”色”のことですなわちタイ語で、「五彩」の磁器を意味している。非常にきらびやかで豪華な色使いはタイ人の色彩感覚と好みが色濃く映じている。
本品は、煎茶菓子器として日本に伝来した。 華やかな色使いもこの時代の品は日本人の感性にも不思議と合う。内面が緑色の手は時代が古いと言われている。
● 時代 : 明万暦時代
● サイズ : 径15cm
● 価格 : \

緑・黄・赤の龍が五匹雲間に珠を追う華麗な五彩。肩部に「萬暦秦府典贖所」款。食事を司る部署用什器で準官窯。龍爪も五爪。堂名款より府名款は少なく、万暦時代では7種類知られるのみ。
● 別角度画像 → 内側底面 ● 別角度画像 → 裏側底面

CA-001 CA-002

五彩有蓋壷

五彩赤絵皿
● 時代 : 清時代
● サイズ : 高さ 7,5cm×径5,8cm
● 価格 : \

全面に楼閣山水人物を空間無く描く、対の蓋付壷。愛らしい小寸法。馬上・船上人物など楽しい図柄。つまみは桃に金彩。上下の合口は銅で覆輪が成され大切にされた模様。用途は小物入れか。日本への伝来品。古桐箱入り。海外からの注文、あるいは好みに沿った輸出磁が景徳鎮を中心とした広東、福建地方で焼かれ、これらを広彩と呼び海外で多見される。
● 時代 : 明末時代
● サイズ : 高さ 2,5cm×径 24cm
● 価格 : \

明末、崇禎期を中心に景徳鎮民窯では日本向け磁器が製作された。「南京赤絵」と日本で呼ばれている。青花と鮮やかな上絵の色調とが見事な調和を見せ、口縁部は輪花とし、「口紅」と呼ぶ酸化鉄の顔料を施す。空間を埋め尽くす「色絵祥瑞」と余白を残し、達筆な図柄・詩情漂う画の魅力を併せ持つ。
縁は紗綾形紋で牡丹を囲み、見込は竹林の携琴訪問図の吹寄客」の詩文と。色使いの優やかさの中にも奥深い情感を漂わす。日本の古九谷に通じる。素地は厚手に作られ、寸法からも煎茶、抹茶席の干菓子器として用いられたもの。日本伝来品。
● 別角度画像 → 近影 ● 別角度画像 → 裏面

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