時代: 南宋時代 、 サイズ: 高さ 4cm×口径 16.8cm |
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耀州窯。
黒釉上、中心に向けて褐釉を二重掛け帯状に流す。黒釉等は宋〜金・元時代にかけて、華北地方一帯の民窯で量産されたものであるが、華南天目風の耀州窯作品は珍しく、薄造り。鋭利上品な作行き、艶のある深い黒色など流石である。
耀州窯では唐時代から三彩・青磁の焼成が始まり、北宋時代には見事な刻花青磁が生まれ、少ないが柿釉作品も知られる。定窯にまま見られる器形であり、茶方の夏茶碗として適寸法。
参照 : CM-029 、 CM-001 |
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