CM-072 油滴天目碗
時代: 南宋時代  、 サイズ: 高さ 7.2cm×口径 13cm
価格:\
磁州窯。
表裏黒釉、全体に燻し銀色の無数の油滴が見事に現れている磁州窯系の作品。油滴天目は華南・山西の北方で南の建窯各窯で作られた。宋代の人々の飲茶に対する欲求は大きく茶に使用する水・碗にもこだわった。茶の湯は白ければ白いほど良いということで、茶の湯の白色を引き立たせるために、闘茶の時に黒色の茶碗を愛用した。文雅な香りの元に、飲茶は更に高尚にして優雅なものとなり、一般の市民が茶を飲む時でさえ風雅を装うことを忘れなかった。

参照 : CM-037CM-019CM-013







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