CM-067 黒釉銹斑油滴天目碗
時代: 南宋時代  、 サイズ: 高さ 7cm×口径 16.3cm
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建窯。
建窯の作品の大部分はいわゆる天目茶碗であるが、本品は端返りのやや大振りの茶碗。鉄分の多い茶褐色のb器質胎の素地上に、漆黒の天目釉が厚く掛かり、表裏釉面に油滴状褐色の斑文が重層ににちりばめられたように散在した作品で、誠に重厚華麗な量感が溢れ幻想的な美しさを醸している。黒釉は胴裾の釉切れで厚く溜まる。これ程美しく整然と油滴が発色する品は稀少。油滴は曜変と同じく偶然火の加減で生じたもので、人為的なものではない。油滴天目には建窯の作品と華北系の窯で焼かれたものと2・3種類あるが、建窯の作品が最も珍重される。

参照本 : 百代昌吉−黒釉・磁州・吉州窯







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