CM-052 黒地鉄絵龍文瓶
時代: 金時代(1115〜1234)  、 サイズ: 高さ 40cm
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長胴瓶ともいう流線型の細長い器形の頂に、円錐を断ち切ったような口とそれに続く短い頸部を有する。成形後、白い化粧土で塗り遺して透明釉を施してから焼成している。透明釉はやや透明度を欠くが、その分だけ峻厳な造型にも拘わらず全体に柔和な印象を与えている。「正八」の銘は仏教の説く八正道を意味し、仏教の「八部衆」では天龍が最も神威があるとされ「天龍八郎」「神道八部」の呼称があることから本作品の装飾意匠が生まれ、おそらく仏教寺院の供器であったろうと指摘されている。磁州窯系の八村窯の作品。
南の吉州窯の剪紙技法を真似たのであろう。端然として直立する姿は品格さえ感じさせる。
幾分高い同品(46cm)が上海博物館 常設展示品として知られるが極めて稀少作品であって、我手できた喜びは大きい。

※八正道は「正見」 「正思惟」 「正語」 「正業」 「正命」 「正精進」「正念」 「正定」







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