CM-045 黒地白堆線文双耳壷
時代: 北宋〜金時代  、 サイズ: 高さ 21cm
価格: \
州窯(修武窯と現在は判断されている)。
華北全域に散在した磁州窯で多く作られた。均一に筋目が表現され、端正な姿をしている。笹耳-双の造型も良く、茶方で水指として最適寸法であることも嬉しい。近代感のある文様は、日本で昔から愛陶家から好まれているもの。堆線文には文様の変化が多いが、どれを見ても芸術的な香りがあり、精神的高さのあるのはこれを生んだ時代が良かったからであろう。古窯址が400以上も有るとのことで北宋の首都べん京(今日の開封)に近く、豊かな経済的支持があったからといえる。茶方の水指として適寸法。







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