CC-806 青磁蟠龍瓶

時代: 南宋時代後期 、サイズ:高さ 31cm×胴径 14.5cm
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龍泉窯。
肩部に一頭の蟠龍が時計周りにぐるりと取り巻き、鳥鈕蓋が添えられる。北宋時代の明器からの流れをくむ瓶であり、何か宗教的な意味合いを持ったものと思われ、その点で多嘴壺などと同類と考えられる。

一対で墓に副葬されることも多く、また龍の代わりに虎を表したものもあり、龍虎瓶の別称もある。盤龍とは「とぐろを巻く龍の姿」をいう。明るい粉青色が美しい、いわゆる砧青磁の優品。

参照 :CC-122
参照本 日本人の愛した中国陶磁 龍泉窯青磁
  中国王朝の至宝
  中国陶磁B 宋・元瓷器









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