CC-682 青磁脚盆洗
時代: 南宋時代 、サイズ:高さ 6.5cm×口径 18cm
価格: \
龍泉窯。
大小の貫入が流れる漢時代頃の銅器の洗を模倣した形式。厳粛な造形を見せている。胎土は黒褐色の龍泉官窯といわれる作品。南宋時代(960〜1279)に中国の磁器づくりは二度目の隆盛期を迎える。全国各地に磁器窯が雨後のタケノコのように現れている。20世紀の50年代以来の考古学的陶磁器調査の結果、中国の19省・市・自治区の170県のうち宋代の磁器窯の遺跡を残すのが130県あり、これは歴代の窯所のトータルの75%を占める。これからも宋代の磁器製造業の盛況がわかる。

参照 : CC-411
参照本 : 中国陶磁 美を鑑るこころ 、宙をうつすやきもの 南宋の青磁







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