CC-565 澱青紫紅釉海棠式盆托
時代: 明初時代 、サイズ:高さ 4cm×横 16cm×奥行 12cm
価格: \
鈞窯。
古くから名高い鈞窯の水盤の一例。全体が4弁海棠花の形で、四本の雲頭足が付く。海棠式の花盆とセットになるもの。満遍なく釉が厚く掛かり、器の内側は月白色で釉面の上に蚯蚓走泥文がある。内縁と外部は紅紫色で、器の内と外との異なる釉色が対照をなし、色釉の変幻の中に青空と霞が互いに映える美しさを連想させる。技法の上で独自の境地に達している。
器底に「+」の字を刻してあり、同種の器物の中でも最も小さい方。宮廷容器の一つ。
宋代の鈞窯は唐代の花釉の流れを汲むという説があるが、むしろ臨汝窯や汝窯、東溝窯の影響を受けて青磁から発展していったと考えられる。本品のような官窯タイプの鈞窯磁器について、これまで通説では徽宋皇帝が命じた「花石網」のための花盆や鉢とされてきたが、最近では明代永楽帝の頃に紫禁城の為に特別に焼成されたとする説が有力となってきている。
類品の北京故宮蔵品には「養心殿」、台北故宮蔵品には「重華宮」「漱芳斎」と底部に乾隆時代の後刻銘文が有る。

参照 : CC-508CC-336







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