CC-503 亀型水滴
時代: 東晋時代(AD317〜420) 、サイズ:高さ 9cm×横 26cm×奥行 22cm
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越州窯。
鼈の甲に渦文の線刻をし、全面に褐釉を施す。下部から水を吸い上げる構造の大水滴。江南地域で作られたものであろう。類品を見ないユニークな造型。黒い釉は後漢にはすでにあったが、東晋の時代になると黒色磁器の技術は成熟し、光沢ある漆黒のものが現れた。浙江の徳清では、黒色磁器を専門に焼く窯の跡が見つかっている。

参照 : CW-118








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