CC-438 青磁刻花蕉葉文鳳首瓶
時代: 北宋時代(11世紀後半) 、サイズ:高さ 31cm× 胴径 15.5cm× 奥行 14.5cm
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越州窯。
木瓜型の胴面、肩部には二重蕉葉文が刻花される、弓なりの注口が付き、首は金属的な円柱形に作り鳳首が付く。鳳首の表現は鋭く見事で、蕉葉文も丁寧に彫られている。全体に唐風な気分を残しながらも、宋の力強い作風を湛えている。宋代の人々は現実の生活に対する楽しみを求め薄葬を主張、政府は厚葬の禁止を明文化した。薄葬は次第に時代の風潮となり、それによって宋代墓に副葬される器物は、漢代や唐代のものよりはるかに少なくなった。
鳳凰を器の意匠に組み込むことは唐時代の陶工が最も得意とした。鳳凰はいかにも貴族文化を象徴するに相応しい素材であった。貴族にかわって士大夫の時代を迎えた北宋時代には、唐代の豊麗さに代って鋭敏な気分が濃くなったといえよう。

参照 : CW-144
参照本 : 平凡社版 中国の陶磁D 白磁









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