CC-415 青磁蓮花文盒
時代: 五代〜北宋時代 、サイズ:高さ 4.5cm× 径 13cm
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越州窯。
甲盛り状蓋部には蓮弁文を刻花で描く。全体に淡い青緑色の釉がかかり、蓋裏に四行詩「春水来池満 光時春草生 春人飲春満 春鳥鳴春声」が線刻され、春の訪れを愛でている。
唐代には詩歌の創作が大変盛り上がりを見せ、文人達の間では詩によって交わりを結んだり、詩を唱和応酬したりする交際が広く行われていた。しかも詩は科挙の試験の一科目であり、まさに詩を学ばねば話にならならなかった。 唐代の詩人で名前がわかっている詩人は2200名あまりもいるほどである。

参照 : CC-262









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