CC-332 青磁鳳凰耳花生
時代: 南宋時代 、サイズ:高さ 28cm× 胴径 12.3cm
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龍泉窯。
龍泉窯青磁その最盛期の作風を示す砧青磁の代表。中国では雨過天晴に例えられた色の花生。釉色は青緑色。片胴面肩から釉が垂れ落ちるような溜り方をしている。鳳凰の姿の耳は二枚の合わせ型から作られている。陽文で目や羽毛などの細部が表されている。圏足は勢いのある削りで作られている。畳付は露胎しており、茶褐色を呈し、灰白色の胎土が見られる。全体大きな貫入が見られる。頸・胴には堂々とした量感が備わり、口縁や鳳凰耳など各部の作りも行き届き、繊細で気品有る南宋時代の龍泉窯の実力が存分に発揮された作品。青磁鳳凰耳花生は、やや豊満な「萬声」タイプとほっそりとした「千声」タイプに大別される。本器は胴部が張る「萬声」型。
青磁が中国陶磁の主流として2000年にわたって焼き続けられた最大の理由は、青磁が「秘色」と表現される深みのある釉色を理想とし、最も中国の人々の琴線に触れるやきものであったからといえるし、独特の釉色の原点は玉にあり、その色沢の再現こそが青磁の焼造のエネルギー源であった。

参照 : CC-169








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