CC-303 青磁貼花牡丹文瓶
時代: 南宋時代 、サイズ:高さ 30cm×口径 13cm
価格: \
龍泉窯。
口頸部がラッパ状に開き肩が丸く、胴は裾にかけて窄まっていく形式の瓶は、宋時代の瓶花の盛行に応じて創作された。龍泉窯でも南宋から元時代にかけて大作から小さいものまで多く作られ、貼花の技法で器面が装飾されることが多い。胴に向背して旋回する蔓草を巡らし、牡丹花も4つを交互に向背して置き、頸には3本の牡丹の折枝文の貼花、胴裾に彫りだされた蓮弁が装飾される。
文飾りの凹凸の差や胎の厚さの違いが釉層の厚薄を生じさせて、白胎が透けて見えたり、釉の色身が深かったりして特有の効果を表わしている。この寸法のものは比較的少なく、多くは50cmを超える大型のもので(参照:CC-226)寺院の花瓶などとして伝存している例が多い。

参照本 : 東洋陶磁名品図録 松岡美術館








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