CC-174 青磁稜花洗
時代: 南宋時代 、サイズ:高さ 3.5cm×径 12cm
価格: \
南宋官窯。
六稜花形に形成された浅い盤は金属器を思わせる鋭い造型である。淡い天晴釉がたっぷりとかかり、大小の貫入が流れ、氷裂のような美しさが見られる。青色の釉は、澄み切った耀きを見せ、玉にも似た深い美しさをたたえ(類氷と讃美された)口縁の釉が薄くなった部分は紫色、高台露胎部分は醤褐色でいわゆる「紫口鉄足」の特徴を示している。
筆洗であり、士大夫の嗜みとしての文房具には良品が求められたわけで、その要求に応えた品。中国に於いて文房具用品の占める評価は非常に高く、市場価も高い。端正な姿・繊細な作り・静謐な品格を備えた作品。 我国と中国の識者との間には、北宋官窯と南宗官窯がどんな青磁であるかということに於いて見解の違いがあるのが現状であるが、北宋の汝官窯と共に中国陶磁の至宝とされる南宋官窯の佳品を入手できる今の時代に感謝したい。

参照 : CC-096CC-097 CC-124







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