CC-138 澱青釉紫紅斑盤
時代: 南宋時代 、サイズ:高さ 2.5cm×口径 17.7cm
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鈞窯。
鈞窯は耀州窯・定窯と並ぶ北宋時代の名窯で、幻想的とも言える青磁の一種を造った。天青色の釉面表裏共、あちこちに紫紅斑を雲のように浮かべ、夢幻的雰囲気を作っている。鈞窯は東洋の焼物にしては珍しく派手なものであり釉色は青釉の色々と変化があり、更に紫・赤・藍等の斑文が施され、目を奪う鮮やかなもの。北宋から元にかけて華北各地で造られ中国では特に賞玩したらしく、遺品が比較的多い。
表裏全体に施釉し高台内に五箇所の支具を置いて焼成し薄造りである上手品。全体に貫入が入っている。

参照 : CC-063







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