唐時代は諸外国との文化交流が非常に活発になった時代であり、陶磁器の造型にも外国の影響が及び、新しい作風が展開されることとなった。 この鳳首壺は、上部を鳳凰の頭に型どり、扁円の胴、ラッパの形の台足などペルシャの金属器の特徴を巧みに写している。胴の両面には鳳凰と騎馬人物がそれぞれ型で表されている。唐三彩を含む彩釉陶器は酸化鉛を呈色剤として鉄を加えることで黄、もしくは褐色に発色するする鳳首壺の単色釉は稀少。 参照:CS-158