フク、または三足炉と呼ばれる器形で、唐代に流行した金銀器に同形の製品があり、その影響を受けたもの。 褐・藍・白釉が施され、貼花花文が装飾される。小品ながら三本の獣足も緻密に作られている。 貼花文が施される作品はやや時代が上がるタイプであり、生産年代は7世紀代まで遡るであろう。