CS-085 三彩舞女
時代: 唐時代 、サイズ: 高さ 37cm
価格: \
唐三彩は20世紀初頭に開封から洛陽にいたる鉄道工事の際に唐墓から発見され、初めてその存在が知られるようになった。そしてその見事な造形と色彩の華麗さが、瞬く間に世界中の人々を魅了した。唐代の貴族の墓からは大型の馬や駱駝・鎮墓獣・文官俑・武士俑のほか様々な女性俑・抽象的な文様の施された盤や瓶などが次々と出土し、従来の中国陶磁のイメージは一新された。千数百年の年月を経て、華麗な唐代の色彩や造形がそのままの姿で甦ってきた。唐三彩の最盛期は7世紀末から8世紀初頭であり優れた作品が多数製作されたが、安史の乱(755年)以降衰退してゆく。三彩を焼成した窯址は現在6箇所発見されている。蝶の様な形の髷を高く結い上げ、中央に6弁の花形の髪飾りを付けている。
CS-082と対を成すものであり、近時出土。西安−香港−ニューヨーク−東京と1300年余の眠りからさめ、この目まぐるしい移動に本品も驚いていることであろう。
洛陽博物館に同形加彩楽舞女子10体組が知られ、楽人と共に有ったことが知れる。当時の服飾や化粧を克明に伝えるばかりでなく、表情豊かで動感に溢れる造形は舞楽の様子をも彷彿させ、瑞々しい表情と気品に満ちている。三彩釉の麗しさも盛唐の匂うような文化の香りを伝えている。

参照本 :
@ 参考本
A EARLY DYNASTIC CHINA : WORKS OF ART FROM SHANG TO SONG







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