| 時代: 唐時代 、サイズ: 高さ 15.5cm |
| 価格: \ 150,000 |
家鴨は真鴨の変種であって主に食用とされた。白抜きぼかしを何箇所か施し、全体に藍釉を、嘴は褐釉を施す。俑は唐墓の墓室を華やかに演出する為に無くてはならないものであり、主に龕の中に収められる。人物俑と共に馬・牛・猪・羊など整然と配列されているのが普通。家畜も多く副葬されたのは漢時代以来唐宋に及んだ。農耕が主産業であった中国では、地主に限らず貴族・官僚といえども何らかの形で農業と結びついており、こうした風習が持続された。
三彩の馬の様にとびぬけた精作は無く、型の合わせ目など造型上の処理も簡略になされるが、かえってそれが逞しさを見せることにもなる。家鴨の特徴を正確に捉え、二本の脚も力強く、今にも地面に落ちた穀物を啄ばみそうな様子をしている。藍釉であることによって高級貴族・官僚墓と知れる。
遠くペルシャの空を思わせるこの藍釉は、やはり西方伝来のコバルト顔料で呈色された。 |




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