CS-029 三彩ふく
時代: 唐時代 、サイズ: 高さ 12cm×横 18cm
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黄褐釉で全体美しく被われた「ふく」。獣足上部に3ヶ所に白抜きし僅かに緑釉を流した斬新なデザインとしている。煮焚用金属器に倣ったものであって、3本の獣足が緻密に造られており、力強い造型となっている。
「ふく」は盛唐代に主として見られ、8世紀後半には姿を消している。日本の大宰府からは胴の一部、奈良・安部寺からは獣足が出土している。「ふく」は小品も多い。
今世紀初頭、洛陽で掘り出された唐三彩を北京骨董街で見つけ買い求めたのは、清に仕える大学者・羅振玉で「世界の誰も手にしていない文物を手に入れた」とその興奮を記録に綴っている。
唐代初は金銀玉器の類を惜しみなく副葬していたが、盛唐頃からは主として唐三彩を副葬するようになる。
唐時代官民一般の経済生活が豊かになると共に、厚葬の風が天下に広まり、幾たび禁令を下しても改まるところがなかったといわれる。






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