CS-004 三彩董炉
時代: 初唐時代 、サイズ: 高さ 9.5cm × 径13cm
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隋から初唐にかけて盛んに造られた黄白釉地に藍釉を点彩している。祖型は銅製の香炉で金属器の名残を強く持つ。滑石製も知られる。李静訓墓出土の白磁董炉が著名。
墨が付着し使用の痕跡有る発掘例も知られるが貴族官僚の明器としてあの世の用に当てられた物と考えられる。知られるのは白磁が多く、藍彩点彩は稀見の資料。唐三彩の墓室への埋葬は7世紀後半に始まり、8世紀前半にかけて西安、洛陽で一般的に行われた。連子格子、半月形の透かしがエキゾチズムを誘う。





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