CR-023 白磁皮嚢壺
時代: 遼時代  、 サイズ: 高さ 29.5cm×幅 15.5cm×奥行 13.5cm
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林東窯。
把手の一端に腰を据えている二匹の猿を、胴部には刻線変形葡萄文を施す。10世紀前半に起こった契丹族の遼は、中華の文化と社会に同化する側面を持ちながらも独自の文化を創出し、陶磁においても塞外支配層の好みを強く反映した独特の器を生産した。皮嚢壺はその最も契丹的な特色を示す陶磁の一つで、遊牧民の飲用容器である皮袋を忠実に写しとったもの。革帯の縫合を簡略化した注口部から尾部へと巡る突帯・肩部の鋲打ち丸文・胴部の唐草文などの装飾が皮革工芸の特徴を示している。この種の提壺に例外なく葡萄文が飾られるということは、原型の皮袋が遠く葡萄の産地ウィグルに発するのかも判らない。ラクダの背に乗つたペツトの猿の姿は文物にしばし ば見られる。

参照 : CR-011








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