CR-018 三彩龍文水注
時代: 遼時代(11〜12世紀)  、 サイズ: 高さ 22cm×横 21cm×奥行 10cm
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乾瓦窯
太鼓形に膨らんだ胴の両面に青海波の中を飛翔する双龍が装飾され、頂上には捩花弁形の口、左右には把手と水注口を取付け幾分高い高台を持つ水注。
遼の三彩は遼代後期の11世紀後半から12世紀初頭に生産され、本器は金属器にその祖形があると考えられる。遼の陶器は近年の発掘により、かって見られない新奇な器種が多く出土したが、本品も類品を見ない。唐三彩とは又違った味わいの美しさが野逸にとむ、愛すべき親しみ易さがある。中国文化に憧れ、厚葬の風習に染まった結果の一朝の花といえよう。
1115年、遼が金に滅ぼされると三彩もこの時期を境に消息が途絶える。三彩の工房が政治史と歩みを共にするのは唐三彩と同様であり、政治や文化の上層部と三彩が密着していたことの証明でもある。低火度鉛釉の性質上、胎は焼き締まらない為実用には適さず、当然墳墓に副葬されたもの。








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