CR-013 白地黒釉掻落皮嚢壺
時代: 遼時代  、 サイズ: 高さ 17cm
価格: \
黒化粧を掻き落した部分に見える素地は粗く、凸起した皮革の縫い合せ線内には、花枝に止まり鳴く鳥を生き生きと深く掻き落している。把手は捻り縄形状で全体を引き締めた造形としており新出資料。
内モンゴル自治区赤峰の乾瓦窯の製品と見られ、磁州窯において白地黒掻落の製品が作られた12世紀初の作品と考えられる。広漠寂寥とした蒙古高原に生きる騎馬民族にとって、花・鳥など生命有るものへの憧れが如何ばかり強いかを教えてくれると共に、画面一杯に見事に描ききった技量は素晴らしい。大器に接した後、小味な作品に触れるとほっと救われる。愛玩に足る手頃の寸法からも珠玉の品といえ、このような品の入手できる事を素直に喜びたい。







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