NK-009 白釉緑彩花文碗
時代: ミャンマー(15世紀) 、サイズ: 高さ 8cm × 口径 13cm
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この手の白釉緑彩の作品は近年になって市場に出現し、材料分析などによって錫鉛釉を掛けたミャンマー独特の焼物であることが判明した。錫鉛釉を使用した焼物は、イスラム陶器や中国の唐三彩などに例があるが、東南アジアでは他に例を見ない珍しいもの。緑彩の線が周囲に滲んで焼き上がり、独特の表情を見せている。胎土は鉄分を多く含んでレンガ色に淡い赤色を呈している。

参照本 : 珠玉の東南アジア美術







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