CK-151 陶胎彩漆絵酒尊

時代:戦国〜漢時代  、 サイズ: 高さ 13cm×口径 19.5cm
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灰陶酒尊の外側は黒漆、内面は茶漆で覆い、外側面は銀漆三本の帯状線で二段に分け、間には銀漆で瑞雲文を、間には金漆で瑞獣を装飾する華麗な作品。
都市文明が最初に成立したのが楚の国で豊かな国であった。一旦、殷・周が中国を支配するにつれ衰えたが、戦国末期、また非常に豊かな国になった。馬王堆の墓を見るとよくわかる。

「陶胎漆器」は中国で「漆衣黒陶」とも称され、戦国時代の楚墓・戦国から秦にかけての墓葬・前漢墓から多くの出土が報告されている。漆衣陶器の出土が見られるのは安徽省・湖北省・四川省・湖南省と南の地域となり、出土は必ず漆器とともであり伴出の漆器はほとんど全て彩絵である。

参照:CK-137WS-163









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