戦国中期の黒陶明器。 戦国時代に中原及びその周辺地域で作られた陶製明器の基本「鼎・豆・壺」のうちの壺。 一般に陶製明器は青銅器の代替え品として作られたと考えられている。艶のある黒漆上、朱・銀・緑色漆で全面動物瑞雲文・羽文を装飾する。造形の強さと華やかな装飾性を持っており、そうした美質がこの小ささに凝縮されている点が魅力的な佳品。共蓋が残るのもうれしい。 参照 : CK-077