CK-092 彩陶渦文盒
時代:新石器時代(前3100〜前2800年頃)  サイズ: 高 13cm × 口径 34.5cm
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仰韶文化馬家窯類型。
見込み中央の円形を中心に施回文を内面全体に、外側には両把手が付けられ、波状文が描かれる。
器表は明るい赤褐色を呈し、背文部は丁寧に箆で磨かれ光沢がある。この種の文様は馬家類型の彩陶に盛行したものであり、繁縟な中にも馬家窯類型特有の軽快さと奔放さが看取される。
彩陶は1923年仰韶村でアンダーソンが発見し、アンダーソン土器とも言われる(北京原人も発見)。唐三彩が20世紀初頭突然出現したことと似ている。

参照 : CK-035








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